石丸伸二×西田亮介の対談本『日本再生の道』 書籍内容を全て動画で公開?! 初登場3位[新書ベストセラー]

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 4月30日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『多動脳─ADHDの真実─』、第2位は『ユダヤ人の歴史』、第3位は『日本再生の道』が獲得した。

 今週1位の『多動脳─ADHDの真実─』は、2020年に発売され大ヒットとなった『スマホ脳』(新潮社)の著者であるスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさんの最新作。「注意欠如・多動症」と呼ばれるADHDの特性に光を当て、最新の知見をもとにネガティブに語られがちだったADHDの“強み”を解説した異色の一冊だ。ハンセン氏は、ADHDにみられる特性は人類の進化の過程で必要とされたものであり、単なる問題だけはなく、可能性でもあると訴えている。

 注目は3位に初登場の『日本再生の道』。前広島県安芸高田市長で、地域政党「再生の道」代表の石丸伸二さんと、社会学者の西田亮介さんによる対談本だ。同書の元となった対談は、YouTubeチャンネル「ReHacQ」で公開されており、まずは動画をご覧いただくのも一つの手だろう。

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1位『多動脳─ADHDの真実─』アンデシュ・ハンセン[著] 久山葉子[訳](新潮社)

注意力散漫で移り気で、そそっかしくて人の話を聞かない。なのにクリエイティブで粘り強く、探究心旺盛でハイパーフォーカス能力があったりする……心当たりがありますか?あってもおかしくない、誰でもADHDの傾向はあるのだから、と精神科医の著者は言います。ではなぜ人類の進化において、そんな「普通とはちょっと違った」脳が生き残ったのか?読めば生きづらさが強みに変わる、世界的ベストセラー!(新潮社ウェブサイトより)

2位『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』鶴見太郎[著](中央公論新社)

ユダヤ教を信仰する民族・ユダヤ人。学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧――。五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているのか。古代王国建設から民族離散、ペルシア・ローマ・スペイン・オスマン帝国下の繁栄、東欧での迫害、ナチによる絶滅計画、ソ連・アメリカへの適応、イスラエル建国、中東戦争まで。三〇〇〇年のユダヤ史を雄大なスケールで描く。(中央公論新社ウェブサイトより)

3位『日本再生の道』石丸伸二[著]西田亮介[著](幻冬舎)

破壊せよ! 未来のために腐敗した政治と劣化したメディアを破壊し、日本を再生するための戦略と実行プラン。政治屋を一掃し日本再生。そのために腐敗した都議会、そして地方議会から日本を甦らせる。そう掲げて、石丸伸二は地域政党「再生の道」を結党した。しかし、この国で新しく出て行く者は、常に潰されてきた。石丸が日本政治の救世主となるか、時代の徒花で終わるか。今まさにその岐路にある。石丸伸二とは何者なのか?「議員の任期は8年」「党としての政策は掲げない」という前代未聞の方針の背後にある戦略とは?「再生の道」が描く日本の未来とは?社会学者・西田亮介との対話から、その実像が明らかになる!

4位『やりたいことは全部やりなさい 最後に後悔しない25のヒント』森永卓郎[著](SBクリエイティブ)

5位『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆[著](集英社)

6位『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』成田悠輔[著](文藝春秋)

7位『人生の壁』養老孟司[著](新潮社)

8位『二十四史―『史記』に始まる中国の正史』岡本隆司[著](中央公論新社)

9位『疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた』近藤一博[著](講談社)

10位『生きる言葉』俵万智[著](新潮社)

〈新書ランキング 4月30日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年5月3日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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