「どうしてこうなった!?」10年目を迎えた「ざんねんないきもの事典」 第10弾が発売 新コーナーも[児童書ベストセラー]

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 4月30日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『大ピンチずかん3』、第2位は『名探偵コナン 隻眼の残像』、第3位は『つかめ!理科ダマン 9 「動物のふしぎ」を探れ!編』が獲得した。

 4位以下で注目は9位に初登場の『新ざんねんないきもの事典』。2016年に刊行された『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』今泉忠明[監修]下間文恵/徳永明子/かわむらふゆみ[イラスト](高橋書店)からはじまり大人気となったシリーズも今作で10作目・10年目を迎え累計発行部数は540万部を突破している。記念となる今作は装丁や本文をリニューアルし、新しい形で「ざんねんないきもの」を紹介する。この10年の研究の成果を踏まえ、進化の歴史や生き物の分類にも変化を加えているという。いきものたちがざんねんになってしまった理由を解説する「どうしてこうなった!?」や仲間のいきものを表示するコーナー、ランキングコーナーなどの新企画も掲載されており、これまでのシリーズ読者にも楽しめる一冊となっている。

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1位『大ピンチずかん3』鈴木のりたけ[作](小学館)

新機軸うっかりメーターで大ピンチを考える 大ピンチは思いがけない理由でやってくる。大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。 また大ピンチ調査や大ピンチを乗り越える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。さらに進化した『大ピンチずかん3』。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。(小学館ウェブサイトより)

2位『名探偵コナン 隻眼の残像』水稀しま[著] 青山剛昌[原作] 櫻井武晴[脚本](小学館)

氷雪吹き荒れる山岳で起こる因縁のミステリ 小五郎に警視庁時代の同僚だった「ワニ」から電話が入る。コナンたちが一緒に事件を解決したことがある長野県警の大和敢助刑事が巻き込まれた事故について聞きたいという。10か月前、ある事件の関係者を追っていた敢助が雪崩に飲み込まれたのだ。奇跡的に生還したものの、左眼を負傷し隻眼となっていた。その後敢助は、侵入事件の事情聴取に訪れた天文台の巨大パラボアンテナで負傷した目がうずき出し…。一方、ワニとの待ち合せ場所に向かった小五郎とコナンたちは、響き渡る銃声に走り出すが!?(小学館ウェブサイトより)

3位『つかめ!理科ダマン 9 「動物のふしぎ」を探れ!編』シン・テフン[作] ナ・スンフン[漫画] 呉華順[訳](マガジンハウス)

■大人気シリーズ第9弾は、生き物たちと事件に挑む!!■――ブタと一緒にトリュフ探し…白菜を食べた犯人の捜索…そして、とある動物におびえる故郷のピンチを救えるのか…!?――動物たちの事件やナゾにキリギリス探偵が科学の知識で立ち向かう!!「動物」「身近なモノ」「自然」「人体」など子ども達が気になる19の疑問が楽しくわかります。(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

4位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

5位『パンダのおさじと せっけんパンダ』柴田ケイコ[作](ポプラ社)

6位『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ[作](小学館)

7位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

8位『霧島くんは普通じゃない~ヴァンパイア王子に狙われて!? 恐怖のニューイヤー!~』麻井深雪[作] ミユキルリア[絵](集英社)

9位『新ざんねんないきもの事典』今泉忠明[監修] 下間文恵[ほか絵](高橋書店)

10位『意味がわかると怖い4コマ 5』湖西晶[著](双葉社)

〈児童書ランキング 4月30日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年5月3日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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