大森元貴、菊池風磨 W主演映画「#真相をお話しします」大ヒットで原作本もベストセラー1位に 映画と原作どっちを先に楽しむべき?[文庫ベストセラー]

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 5月13日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『#真相をお話しします』が獲得。2位には『街とその不確かな壁〔上〕』、3位には『マスカレード・ゲーム』がランクインした。

 1位を獲得した『#真相をお話しします』は結城真一郎さんによるミステリ短編集。2022年4月に単行本で刊行されて以来、YouTuberやマッチングアプリ・リモート飲み会など現代的なテーマやガジェットが盛り込まれた現代性や、二転三転する予想外のラストがSNSで大きな話題となった。「2023年本屋大賞」にもノミネートされた。

 同作は4月25日に大森元貴さんと菊池風磨さんが主演した映画版の公開もはじまった。映画は短編5本のうち1本が軸となり、3本を劇中劇として扱う構成となっている。書評家の大矢博子さんは映画について《それは単に短編をひとつにまとめる演出というだけではなく、最も大事なテーマにすべて収斂させるという超絶技巧だったのである。いやあ、感心した。》と評し、映画は原作の「その後」が描かれているため、原作を先に読んでいくべきと楽しみ方を解説している。映画は公開4週目に入り、5月12日の集計では累計興行収入は15億円、累計観客動員数は205万人の大ヒットとなっている(興行通信社調べ)。

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1位 『#真相をお話しします』 結城真一郎[著](新潮社)

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。マッチングアプリでパパ活。リモート飲み会と三角関係。中学受験と家庭教師。精子提供と殺人鬼。日常に潜む「何かがおかしい」。その違和感にあなたは気づくことができるか。新時代のミステリの旗手による、どんでん返しの五連撃。日本推理作家協会賞受賞作を含む、傑作短編集。(新潮社ウェブサイトより)

2位 『街とその不確かな壁〔上〕』 村上春樹[著](新潮社)

十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、”街”について語り出す──それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに”本当のきみ”がいるという。〈古い夢〉が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。(新潮社ウェブサイトより)

3位 『マスカレード・ゲーム』 東野圭吾[著](集英社)

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。(集英社ウェブサイトより)

4位 『街とその不確かな壁〔下〕』 村上春樹[著](新潮社)

5位 『一次元の挿し木』 松下龍之介[著](宝島社)

6位 『ほどなく、お別れです 思い出の箱』 長月天音[著](小学館)

7位 『新本所おけら長屋(三)』 畠山健二[著](祥伝社)

8位 『祝祭のハングマン』 中山七里[著](文藝春秋)

9位 『君のクイズ』 小川哲[著](朝日新聞出版)

10位 『おいしいごはんが食べられますように』 高瀬隼子[著](講談社)

〈文庫ランキング 5月13日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年5月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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