【本の要約flierランキング】期待しない。だから自由になれる。(2025年5月)

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忙しい毎日の中で、ほんの少しでも「知識」や「スキル」を手に入れたい! そんなあなたへ、名著の要約を1冊10分で読める形で提供している本の要約サービス「flier(フライヤー)」。

2025年5月、flierで最も読まれた本は、長倉顕太さんの『誰にも何にも期待しない』でした。多くの人が抱える人間関係や仕事、将来への不安。これに対して「期待しない」という意外なアプローチを提示する本書は、多くの読者にとって心の重荷を軽くするヒントとなったようです。

 

1位『誰にも何にも期待しない』


『誰にも何にも期待しない』

≪書籍情報≫
『誰にも何にも期待しない』
著者:長倉顕太
出版社:ソシム
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4181
 
第1位の『誰にも何にも期待しない』は、「期待」を手放す生き方です。私たちは日々、家族、友人、職場、自分自身にまで多くの期待を抱いています。その期待が叶わないと、イライラしたり、落ち込んだり、行動を止めてしまったりすることになります。そこで著者の長倉顕太さんは、期待ストレスや不安の根源だと指摘します。

本書は、「親に期待しない」「友達に期待しない」「会社に期待しない」など、31の項目に分けて「期待しない」姿勢を提案します。期待を捨てることは諦めではありません。むしろ、自分の選択に責任を持ち、自分らしく行動するための前向きな考え方なのです。周囲に振り回されず、挑戦し続けるための実践的なアドバイスは、人生や人間関係に悩むすべての人に、新たな視点を届けてくれます。

2位『AI分析でわかった トップ5%社員の読書術』


『AI分析でわかった トップ5%社員の読書術』

≪書籍情報≫
『AI分析でわかった トップ5%社員の読書術』
著者:越川慎司
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4183

第2位にランクインしたのは、越川慎司さんの大人気シリーズの最新刊、『AI分析でわかった トップ5%社員の読書術』です。本書では、成果を出し続ける人事評価のトップ「5%社員」の読書習慣をAIで分析し、読書の量・質を確保し、アウトプットまでをも実現する技術を解説しています。多くの人は読書ができない理由として「忙しい」ことを挙げていますが、年間平均43冊を読むトップ5%社員は「忙しいからこそ読む」という姿勢が特徴です。

読書が苦手だったという著者の越川さん自身も、調査を通じて読書家に変わったというのだから、その効果は折り紙つき。紹介されている読書術を実践すれば、あなたも読書家の仲間入りができるかもしれません。

3位『世界標準のフィードバック』


『世界標準のフィードバック』

≪書籍情報≫
『世界標準のフィードバック』
著者:安田雅彦
出版社:SBクリエイティブ
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4152

第3位は、フィードバックに悩むすべてのリーダーに届けたい実践書『世界標準のフィードバック』でした。著者は外資系企業での豊富な経験を持つ人事のプロ、安田雅彦さん。本書では、部下の成長を促すための「伝え方」の技術が、体系立てて解説されています。鍵となるのは「EEC」――事実(Example)、影響(Effect)、提案(CongratsまたはChange)の3要素で構成されたフィードバックのフレームワークです。これを守ったフィードバックを心がけることで、部下の行動変容を促すフィードバックを実現することができます。

タイプ別の部下への接し方や、評価面接の進め方まで具体的に紹介されており、読むだけで「すぐに使える」内容が満載です。フィードバックがチームの成長の土台を作る、そんな期待を感じさせる一冊です。

以上、2025年5月の月間ランキングを「flier」がお届けしました。来月もお楽しみに!

flier
2025年6月1日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

flier

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