映画も好調の「岸辺露伴は動かない」3巻が2週連続1位 新川帆立・増田こうすけも参戦の「JOJO magazine」第5弾も爆売れ[コミックスベストセラー]

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 6月3日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『岸辺露伴は動かない 3』が獲得した。2位には『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 20』、3位には『ブルーピリオド(17)』がランクインした。

 1位の『岸辺露伴は動かない 3』は2週連続の1位に輝いた。同作は荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフで、実写版映画最新作「岸辺露伴は動かない 懺悔室」が5月23日に公開され、大きな話題となっている。今週のトーハンのベストセラーランキングではノベルス部門に同シリーズのノベルス版最新作『岸辺露伴は嗤わない 短編小説集』柴田勝家[著] 荒木飛呂彦[原作](集英社)が5位にランクインしたほか、総合ランキング3位に『JOJO magazine 2025 SUMMER』(集英社)がランクインしている。こちらは「JOJO」の世界をあらゆる方向から深堀りした企画本。第5弾となる今作には「懺悔室」の生原稿ギャラリーや、増田こうすけさんによるスピンオフマンガ「エコーズACT50」、鳥谷綾斗さんによるスピンオフ小説「リゾット・ネエロは観察する」、同じく北國ばらっどさんによる「野良猫は春風と去る」、さらに先日『女の国会』(幻冬舎)で第38回山本周五郎賞を受賞した新川帆立さんによる「杜王町のシンクロニシティ」が収録されているなど、豪華な一冊となっている。

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1位『岸辺露伴は動かない 3』荒木飛呂彦[著](集英社)

杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。創作のためなら躊躇なく奇妙の扉を開ける彼が、様々な取材先で遭遇した不思議な出来事とは…!?シリーズ第3弾は『ホットサマー・マーサ』『ドリッピング画法』『ブルスケッタ』の3編を収録。(集英社ウェブサイトより)

2位『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 20』日向夏[原作]倉田三ノ路[作画]しのとうこ[キャラクター原案](小学館)

シリーズ累計4000万部突破!!子一族が反逆を企てる砦に到着した壬氏率いる禁軍は、猫猫を救出し子昌を討伐することに成功する。砦の奥へと進んだ壬氏は楼蘭から子一族の過去を聞かされる。神美は真実に耐えきれず、楼蘭に向かって飛発を撃つが暴発して死亡。「悪女」として最期を迎えた楼蘭だが、猫猫にあることを託していて…!?超絶ヒットノベルコミカライズ、第二十弾!!(小学館ウェブサイトより)

3位『ブルーピリオド(17)』山口つばさ[著](講談社)

高2で絵を描くことの楽しさに目覚め、猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。2年の夏休みが終わり、2年最後の講評。八虎が選んだ新しい課題は「2人展」。無名・有名を問わず表現者を選び2人での展示を考える課題である。八虎が選んだのはフランシス・ベーコンとアンディ・ウォーホル。2人の作品を考察する八虎は自分の欠点にも気づく。金策にも悩んでいた八虎は、課題のヒントをつかむため八虎は歌舞伎町に飛び込むが……。アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!(講談社ウェブサイトより)

4位『ピンクとハバネロ 12』里中実華[著](集英社)

5位『空母いぶきGREAT GAME 16』かわぐちかいじ[著]惠谷治[原案協力](小学館)

6位『自称悪役令嬢な妻の観察記録。3』しき[原作]蓮見ナツメ[漫画]八美☆わん[キャラクター原案](アルファポリス)

7位『S級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。 6』ひそな[漫画]三木なずな[原作]白狼[キャラクター原案](KADOKAWA)

8位『大乱 関ヶ原 (5)』宮下英樹[著](リイド社)

9位『うるわしの宵の月(9)』やまもり三香[著](講談社)

10位『Re\:blue 7』加瀬まつり[著](集英社)

〈コミックランキング 6月3日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年6月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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