「薬屋のひとりごと」がランキングを席巻! 日向夏によるもう一つの物語「神さま学校の落ちこぼれ」小説・マンガで新展開[ノベルスベストセラー]
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- Book Bang編集部
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- (日本の小説・詩集)
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- 神さま学校の落ちこぼれ 5
- 価格:1,320円(税込)
6月3日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノベルス第1位は『三毛猫ホームズと甘い誘惑』が獲得した。2位には『神さま学校の落ちこぼれ 5』、3位には『キマイラ聖獣変』がランクインした。
2位に初登場の『神さま学校の落ちこぼれ 5』は、「薬屋のひとりごと」が大ヒット中の日向夏さんによるファンタジー学園ドラマ。「神さま」を目指す者たちが集う「神さま学校」に入学した少女・ナギを主人公に、異能の学生たちによる戦い・陰謀・恋愛・友情が描かれる。2022年1月より星海社から小説版、白泉社からマンガ版での展開が始まり、これまでに小説は5冊、マンガは11冊が刊行されている。小説・マンガともに、これまでは同じ展開で物語が進んでいたが、最新刊からは異なる展開をみせている。小説・マンガそれぞれで異なるストーリーを楽しめる、ファンにはたまらない構成だ。
今週のトーハンのベストセラーランキングでは、シリーズ累計で4000万部を突破した日向夏さんの代表作「薬屋のひとりごと」の最新刊が文庫、コミックスの両部門に登場。原作小説『薬屋のひとりごと 16』日向夏[著](イマジカインフォス)は文庫部門で1位を獲得。『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 20』日向夏[原作]倉田三ノ路[作画]しのとうこ[キャラクター原案](小学館)はコミックス部門で2位にランクインし、その人気ぶりを改めて示した。
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- 三毛猫ホームズと甘い誘惑
- 価格:1,100円(税込)
1位『三毛猫ホームズと甘い誘惑』赤川次郎[著](光文社)
奇妙な事件の裏に潜む、謎の〈甘党同盟〉とは?殺人、火災と連続する事件の鍵は、あの〈甘ーい食べ物〉!?肥満体の会社員・尾形秀明が大好きなケーキをこっそりと食べて帰宅すると、リビングには何者かに射殺された妻が倒れていた!寄り道せずに帰っていれば、妻は死なずにすんだ――尾形は自らを責め、犯人への復讐を誓う。一方、別々のホテルで発見された成人男性の遺体は、何故かどちらも小さな子供用のスカートをはいていた。捜査に乗り出す片山刑事だが、事件に関わる人々の近辺に〈甘党同盟〉と名乗る謎の存在が見え隠れし始めるのだった。片山、晴美、ホームズのお馴染みの面々に加え、頼りになる女性トラック・ドライバーも登場し、事件解決のために奔走する!片山兄妹&ホームズが暴く「悪」とは!?大人気シリーズ第56弾!国民的大ヒットシリーズ最新作!(光文社ウェブサイトより)
2位『神さま学校の落ちこぼれ 5』日向夏[著](星海社)
前代未聞!小説版とマンガ版で、物語は分岐する!コミックス累計100万部突破!『薬屋のひとりごと』の日向夏がノンストップで綴る、和風×学園×異能ファンタジー!(星海社ウェブサイトより抜粋)
3位『キマイラ聖獣変』夢枕獏[著](朝日新聞出版)
絢爛たる大河伝奇、終わりなき物語の終幕――(中略)43年書き継いだ「生涯小説」、ついに完結――!?九十九三蔵は円空山で真壁雲斎と酒を飲んでいる。思い出されるのは大鳳吼、久鬼麗一のこと。ふたりは今、どこで何をしているのか。忘れられぬまま日々を過ごしてきた九十九に、雲斎は「アメリカに行く気はないか」と尋ねる。一方、荒久の海岸であの濃密な時間を思い返し、火のように激しく涙する菊地良二。そして、未知の種族イゾラド――。夢枕獏によって、これからも書き継がれる名作「キマイラ」。“最終話を先に書く”という前代未聞の試み。著者自身「これしかなかった」と語る、長大なる物語の結末とは?(朝日新聞出版ウェブサイトより)
4位『大統領奪還指令5 偽旗作戦』大石英司[著](中央公論新社)
5位『岸辺露伴は嗤わない 短編小説集』柴田勝家[著]荒木飛呂彦[原作](集英社)
6位『イタリア富豪の不肖の花嫁』キム・ローレンス[作]児玉みずうみ[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
7位『天使に愛のともしびを』ローナ・マイケルズ[作]小長光弘美[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
8位『仇敵には愛という名の毒を 大富豪の花嫁に III』ロレイン・ホール[作]悠木美桜[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
9位『王と不器用な愛人』アビー・グリーン[作]結城玲子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
10位『憧れのウエディング 至福の名作選』エマ・ダーシー[作]岡聖子[訳](ハーパーコリンズ・ジャパン)
〈ノベルスランキング 6月3日トーハン調べ〉
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