[ただ暴力が好き]ヤクザをぶちのめすヒロインに快哉! 英国で文学賞を受賞した『ババヤガの夜』に思わずのけぞった 疾走感あふれる会話・展開が最高[文庫ベストセラー]
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- Book Bang編集部
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- (日本の小説・詩集)
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- ババヤガの夜
- 価格:748円(税込)
7月29日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『国宝 上 青春篇』が獲得した。第2位は『ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2』、第3位は『国宝 下 花道篇』となった。
今週も1位は吉田修一さんの『国宝』上。吉沢亮さん、横浜流星さんらが出演する映画版が公開から8週を迎え累計観客動員数538万人、興行収入は75億円を突破した(興行通信社調べ)。
4位以下で注目は7位にランクインした『ババヤガの夜』。7月4日発表された英国推理作家協会主催の文学賞・ダガー賞翻訳部門を受賞した作品。祖父に武術を仕込まれてきた新道依子は、その腕を見込まれ、暴力団の一人娘・尚子のボディガードを命じられる。降りかかるとんでもないトラブルと向き合ううちに二人は心を通わせ、関係は次第に変化していく。
書評家の大矢博子さんは依子のキャラクター造形について《ヤクザものに登場する女性は被害者か情婦というのが定番だが、集団のヤクザをいきなりぶちのめす女性の登場に思わずガッツポーズをしてしまった。しかも、たとえば復讐とか正義とか何らかの理由があっての暴力じゃないのだ。依子はただ暴力が好きなのである。腕っ節に物を言わせるのがデフォルトなのである。男ならこういうキャラは珍しくないのに、ついぞ女性にはいなかった。待ってたよ、こんなヒロイン!》と快哉を送り、尚子については《女性が〈抑圧される性〉であることの象徴のような人物だ。ところが一方的に守られるだけかなと思っていたら、そうじゃないから面白い。物語は実にエゲツない事情を暴き出し、さらには「あっ、そういう仕掛けだったのか!」と思わずのけぞり、膝を打つような展開へとなだれ込む。その疾走感たるや。》と解説。二人の会話もカッコイイ、ヒリヒリすると絶賛している。
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- 国宝 上 青春篇
- 価格:880円(税込)
1位『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)
俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)
2位『ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編2』衣笠彰梧[著](KADOKAWA)
リーダーと認められた綾小路。これまで関わりのなかったCクラスの面々、島崎や吉田、白石、西川たちとも交流を深めていく。そんな中、謎に包まれた新たな試験が発表された。与えられたのは2つの情報「明日から新たな試験が始まる」「詳細発表は一週間後」のみ。様々な試験の可能性と対応を即座に話し合うなど優秀性を発揮するCクラス。一方堀北たちAクラスは春からのダメージが蓄積し茶柱に当たるなど、結束することができない。しかし堀北もクラス、生徒会の問題を一人ではなく軽井沢や櫛田、伊吹に相談するなど成長を見せ始め――。シリーズ絶好調!生徒たちの想い入り乱れる、3年生編第二弾!(KADOKAWAウェブサイトより)
3位『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)
鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)
4位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)
5位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)
6位『文庫版 近畿地方のある場所について』背筋[著](KADOKAWA)
7位『ババヤガの夜』王谷晶[著](河出書房新社)
8位『神様の御用人 見習い』浅葉なつ[著](KADOKAWA)
9位『チンギス紀 十 星芒』北方謙三[著](集英社)
10位『一次元の挿し木』松下龍之介[著](宝島社)
〈文庫ランキング 7月29日トーハン調べ〉
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