藤島ジュリー景子の告白本『ラストインタビュー』識者はどう読んだ? メディアの責任回避を疑問視する声も[エンターテイメントベストセラー]

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 7月29日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『ラストインタビュー─藤島ジュリー景子との47時間─』が獲得した。第2位は『鬼滅の刃 塗絵帳 -紫-』、第3位は『長濱ねる』となった。

 1位の『ラストインタビュー ─藤島ジュリー景子との47時間─』は性加害問題で揺れた旧ジャニーズ事務所の元社長・藤島ジュリー景子さんが初めて胸の内を明かしたロングインタビュー集。インタビュアーは小説家の早見和真さん。メディアや世間の激しい批判にさらされるなか、彼女が何を感じ、どう考えてきたのかを明らかにする一冊となっている。

 作家の橘玲さんは同書の書評で、メディアや世論がジュリーさんを「悪」として断罪することの構造的な不公平を指摘し、本書を通じて彼女の立場に対する理解が深まったと評価している。特に、テレビ局が問題の共犯でありながら責任回避のために彼女を“悪魔化”したとする視点は、メディアの「不作為の罪」を明らかにし、本書を読む意義を補強している。

 一方、ジャーナリストの石戸諭さんは、同じく同書の書評で、聞き手である早見さんとの関係性の近さが、取材の緊張感や構造的問題への踏み込みをやや弱めた印象を受けたという。またジュリーさんがメリー喜多川という毒親の被害者であるとも述べ、それでもできることはあったと指摘している。

 同書は、渦中の人物が自身の思いを語る貴重な証言集であると同時に、その語りをどう読むか、読者に複眼的な視点と判断を求める作品となっている。

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1位『ラストインタビュー ─藤島ジュリー景子との47時間─』早見和真[著](新潮社)

旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を浴びた、元社長・藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか?彼女はいま何を思うのか?国民的アイドル「嵐」との出会いと活動終了、叔父・ジャニー喜多川との関係、母・メリーとの確執、ファンとタレントたちへの思い、事務所廃業──。一人の小説家に、はじめて胸の内を明かした。(新潮社ウェブサイトより)

2位『鬼滅の刃 塗絵帳 -紫-』吾峠呼世晴[原作](集英社)

吾峠呼世晴の原作イラストを用いた塗絵を、36点収録。原作イラストの雰囲気を忠実に再現しており、お子さまはもちろん、大人の方も十分に楽しめる、“塗りごたえのある”一冊に仕上げました。竈門炭治郎、不死川実弥、伊黒小芭内がカバーを飾る「ー翠ー(みどり)」。柱稽古や無限城での戦いのイラストを、主に収録しました。見開きイラストの塗絵を3点収録。9ページ目以降は、ミシン目が入っており、切り取れる仕様になっています。カバー裏は、塗絵となったカラーイラストがデザインされた「特製ポスター」仕様となっています。塗絵の色見本としてもお使いいただけます。塗りやすいように、柔軟性(開きやすい)・耐久性(丈夫である)に優れた製本となっています。(集英社ウェブサイトより)

3位『長濱ねる』高橋ヨーコ[撮影](講談社)

「25歳の自分の姿を、大好きな場所で大好きな写真家さんに撮っていただきたい」。長濱ねるたっての希望で、スタートした今回のプロジェクト。撮影地は、長濱ねる自身がプライベートでも訪れたことのあるアイスランドとフィンランド。そして撮影を担当したのは、人気写真家・高橋ヨーコ氏。2024年7月、北欧の煌めく光の中で、当時25歳の長濱ねるのゆるやかで伸びやかな姿に迫りました。(講談社ウェブサイトより抜粋)

4位『BARFOUT! AUGUST 2025 VOL 359』(ブラウンズブックス)

5位 「吉高由里子『しらふ』【通常版】」 吉高由里子[著](ワニブックス)

6位『SWITCH Vol.43 No.8 特集 JJJ The Man & His Music』(スイッチ・パブリッシング)

7位『私が見た未来 完全版』たつき諒[著](飛鳥新社)

8位『事故物件怪談 恐い間取り』松原タニシ[著](二見書房)

9位『変な家2 ~11の間取り図~』雨穴[著](飛鳥新社)

10位『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』松原タニシ[著](二見書房)

〈エンターテイメントランキング 7月29日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年8月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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