忙しい毎日の中で、ほんの少しでも「知識」や「スキル」を手に入れたい! そんなあなたへ、名著の要約を1冊10分で読める形で提供している本の要約サービス「flier(フライヤー)」。
2025年6月の上位には、日々を軽やかに過ごしたい人にとって、ヒントの多い書籍がランクインしました。脳と体の疲れをやわらげる習慣、得意なことを見つけるヒント、そして“やる気が出ない”という悩みに効く実践テクニック。なかでも最も読まれたのは、「やる気スイッチ」が入らないことに悩む人たちの背中を、心理学の視点からやさしく押してくれる一冊でした。やる気は根性ではなく、ちょっとした工夫で引き出せる――そんな前向きな気づきを届けてくれるところが、多くの人の共感を集めたようです。
1位『「なまけもの」のやる気スイッチ』

『「なまけもの」のやる気スイッチ』
≪書籍情報≫
『「なまけもの」のやる気スイッチ』
著者:内藤誼人
出版社:総合法令出版
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4213
第1位は、心理学者・内藤誼人さんの『「なまけもの」のやる気スイッチ』でした。モチベーションに関連した最新の研究を紹介しながら、「やる気スイッチ」をオンにする方法を解説します。
たとえば、ダイエットをしようと甘いものを制限していた人が、つい1回甘いものを食べてしまっただけで、もうダイエットは失敗とばかりに食事制限をやめてしまう、なんて状況に心当たりはないでしょうか。ほんの少しルールを破っただけで努力をやめてしまうというこの効果を、トロント大学のジャネット・ポリヴィは「どうにでもなれ効果」と名づけました。本当はまだ挽回できるはずなのに、ちょっとのルール違反で努力自体をやめてしまう、こんな状況に陥るのを防ぐには、最初からルールをゆるめに設定しておくことが有効なんだとか。
他にも、実践的で具体的な心理学のテクニックが満載の本書を読んで、自分のやる気スイッチを押す方法を考えてみませんか?
2位『医者が教える疲れない人の脳』

『医者が教える疲れない人の脳』
≪書籍情報≫
『医者が教える疲れない人の脳』
著者:有田秀穂
出版社:三笠書房
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4210
第2位は、脳生理学・精神生理学を専門とする医師・脳生理学者である有田秀穂氏(東邦大学医学部名誉教授)の『医者が教える疲れない人の脳』です。セロトニン研究の第一人者としても知られる著者は、本書で、セロトニン、オキシトシン、メラトニンの3つの脳内物質を上手に増やすことが、「疲れない脳」をつくる鍵となると解説します。
慢性疲労の原因は「セロトニン神経」機能の低下にあり。これを改善する簡単な方法は、太陽光を浴びることと体を動かすことです。朝になってもカーテンを閉めたまま、寝転んでスマホをいじるような生活だと、休んでいるようでいて疲れが取れないという状況に陥ってしまいます。日中にしっかりとセロトニンが合成・分泌されていれば、夕方からは「自前の睡眠薬」とも呼ばれるメラトニンがしっかりと分泌され、ぐっすり睡眠をとることができます。日中はデジタル、夜はアナログという「ハイブリッド生活」を意識的に取り入れることが著者のおすすめです。本書を読みながら、「疲れない」生活を目指してみませんか?
3位『得意なことの見つけ方』

『得意なことの見つけ方』
≪書籍情報≫
『得意なことの見つけ方』
著者:澤円
出版社:KADOKAWA
【要約を読む】https://www.flierinc.com/summary/4211
第3位は、元マイクロソフト業務執行役員・澤円さんの『得意なことの見つけ方』です。自己分析に疲れた人や「やりたいことがわからない」と悩む人のための、実践的メソッドが詰まっています。
働く人なら一度は「この仕事は自分に向いているのか」「自分の得意なことを活かせる仕事はもっと他にあるのでは?」と考えたことがあるはずです。しかし、いざ「あなたの得意なことは何ですか?」と聞かれたら、パッと答えにくいのも事実。本書は、過去に感謝された小さな出来事=“点”を見つけ、それをつなげて“線”=自分の得意へと育てる考え方を提案します。単なる「自分探し」の段階に留まらず、「軽やかな一歩」を踏み出せるようになる一冊です。
以上、2025年6月の月間ランキングを「flier」がお届けしました。来月もお楽しみに!
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