伊坂幸太郎「フェスでのみ配布されていた幻の短編」をまとめた一冊が文庫化 後日譚も収録[文庫ベストセラー]

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 8月19日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『国宝 上 青春篇』が獲得した。第2位は『国宝 下 花道篇』、第3位は『文庫版 近畿地方のある場所について』となった。

 4位以下で注目は5位に初登場の『マイクロスパイ・アンサンブル』。猪苗代湖で2015年から開催されている音楽フェス「オハラ☆ブレイク」のために、伊坂幸太郎さんが毎年書き続けた短編「猪苗代湖の話」をまとめた一冊。フェスの会場でしか手に入らなかった幻の短編7話をまとめ、2022年4月に単行本として発売。表紙のイラストは伊坂さんと親交の深いミュージシャンのTOMOVSKYさんが担当した。同書の公式サイトでは作中に登場する楽曲をまとめたプレイリストも公開されている。単行本発売後の2022年10月に行われたオハラ☆ブレイク’22では、後日譚「猪苗代湖でまた会う話」が配布され、2023年1月に電子書籍として出版された。今回発売された文庫版にはこの後日譚も収録されている。

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1位『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)

2位『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)

3位『文庫版 近畿地方のある場所について』背筋[著](KADOKAWA)

“新しい”情報をお持ちの方はご連絡ください。私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。なぜこのようなものを発表するに至ったのか。その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。それをどうかあなたに語らせてほしい。私はある人物を探している。その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。※単行本とは内容が異なります。ご了承ください。(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

5位『マイクロスパイ・アンサンブル』伊坂幸太郎[著](幻冬舎)

6位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)

7位『イクサガミ 神』今村翔吾[著](講談社)

8位『ババヤガの夜』王谷晶[著](河出書房新社)

9位『青い壺』有吉佐和子[著](文藝春秋)

10位『十戒』夕木春央[著](講談社)

〈文庫ランキング 8月19日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年8月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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