米津玄師×宇多田ヒカルの「夢のコラボ」が話題　劇場版「チェンソーマン レゼ篇」が公開　コミックス最新22巻もベストセラーランキング入り

　9月17日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『怪獣8号 16』が獲得した。第2位は『WIND BREAKER(23)』、第3位は『薫る花は凛と咲く(19)』となった。

　4位以下で注目は7位にランクインした『チェンソーマン 22』。悪魔が跋扈する世界で、チェンソーの悪魔を宿した少年・デンジがデビルハンターとして戦う姿を描いた、人気ダークファンタジーの最新巻だ。悪魔と人間の複雑な関係性やデンジの成長が重層的に描かれ、2022年にはアニメ化もされた。さらに、9月19日にはアニメ続編「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」が公開。同作は原作5～6巻をもとに制作され、人気キャラクター・レゼとの邂逅から運命が大きく動き出す展開が描かれている。

　映画の主題歌を担当するのは米津玄師さん。書き下ろしの新曲「IRIS OUT」のジャケットには、米津さん自身が描いた妖艶なレゼのイラストが使用されている。CDは両A面シングルで、もう一曲は宇多田ヒカルさんをゲストシンガーに迎えたエンディングテーマ「JANE DOE」。米津さんは自身のXで《こんなことが起こるとは思っても見なかったので、いまだに現実感がありません。新曲をどうかよろしくお願いします！》と喜びを語っている。この報告には「夢のようなコラボ」「まさかまさかの最強コラボ」「夢のコラボ実現ですね」などスペシャルすぎるコラボにファンから驚きと歓喜の声が相次いでいる。

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1位『怪獣8号 16』松本直也［著］（集英社）

鳴海と保科、二人が全力を振り絞りカフカに繋げた想い。そして二度と人に戻れぬ覚悟と幼い頃の想いを心に秘め、歴史的大災害”明暦の大怪獣”の前に!!カフカは未曾有の災害を防げるか!?──絶望から希望へと繋ぐ、完結巻!!（集英社ウェブサイトより）

2位『WIND BREAKER（23）』にいさとる［著］（講談社）

揺れ動く頂点への道。背中を押す友の言葉。桐生の姉を狙う男達の存在を知った桜は、一人で敵の根城へと向かった桐生を追い、多勢相手に二人で共闘することに…！ 級友との絆がさらに深まっていく中、一方で桜は、焚石との戦いで見た梅宮の姿にてっぺんの偉大さ、その遠さを痛感していた。そんな時、激闘を経て友となった獅子頭連・十亀の誘いを受け、夏祭りに訪れることに。てっぺんへの道に思い悩む桜に、十亀が交わした言葉とは――（講談社ウェブサイトより）

3位『薫る花は凛と咲く（19）』三香見サカ［著］（講談社）

千鳥と桔梗の一行は1年ぶりの海へ！しかし保科 昴のある一言がきっかけで、夏沢 朔の気持ちが揺れ動く──。この出来事をきっかけに昴は、「異性」や「恋」について考え始める。季節は進路に向き合う高校最後の夏休みに。そして今日は薫子の誕生日。凛太郎はケーキを渡すだけのはずが、なぜか薫子の部屋で二人きりになって……!?（講談社ウェブサイトより）

4位『アルスラーン戦記（23）』荒川弘［漫画］ 田中芳樹［原作］（講談社）

5位『ザ・ファブル The third secret （2）』南勝久［著］（講談社）

6位『異世界のんびり農家 15』内藤騎之介［原作］ 剣康之［作画］ やすも［キャラクター原案］（KADOKAWA）

7位『チェンソーマン 22』藤本タツキ［著］（集英社）

8位『あなたのお城の小人さん ～御飯下さい、働きますっ～ 3』美袋和仁［原作］ п猫R［原作］ 栗原一実［漫画］（スクウェア・エニックス）

9位『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～(19)』未来人A［原作］ 井上菜摘［漫画］ jimmy［キャラクター原案］（講談社）

10位『ブラッククローバー 37』田畠裕基［著］（集英社）

〈コミックスランキング 9月17日トーハン調べ〉