[歌舞伎×ミステリ]直木賞受賞作『木挽町のあだ討ち』が柄本佑・主演で映画化 高田郁新シリーズもランクイン[文庫ベストセラー]

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 10月7日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『国宝 上 青春篇』が獲得した。第2位は『国宝 下 花道篇』、第3位は『志記(一) 遠い夜明け』となった。

 3位に初登場の『志記(一) 遠い夜明け』は高田郁さんの手がける時代小説新シリーズ第一弾。「みをつくし料理帖」シリーズや「あきない世傳 金と銀」シリーズで知られる高田さんが、医学を志す美津と刀匠を志す暁、どちらも女性では困難とされた道を歩むふたりの女性を中心に描く群像時代劇。

 4位以下で注目は4位に初登場の『木挽町のあだ討ち』。2023年に第169回直木賞と第36回山本周五郎賞をダブル受賞した作品だ。芝居町として知られる木挽町で行われた仇討ちの顛末が描かれる。物語は仇討ちの二年後、木挽町で生きる人々が若い武士に当時の話を聞かせていくスタイルで進む。武士は木戸芸者や殺陣師、女形、小道具を作る職人や劇作者ら仇討の目撃者に顛末を聞くととともに、彼らがそれぞれどのように生きてきたかも教えて欲しいと頼み込む。彼らの語る人生と仇討の“真実”とは。人情物語が驚きの結末に収れんしていく。

『木挽町のあだ討ち』は映画化も決定した。主演は柄本佑さん。共演に渡辺謙さん。監督・脚本を源孝志さんが務める。公開は2026年2月27日。

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1位『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)

2位『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)

3位『志記(一) 遠い夜明け』高田郁[著](角川春樹事務所)

文化元年(一八〇四年)、如月。清明の日にふたりの女児が産声を上げる。ひとりは蔵源美津。蔵源家は黒兼藩で代々藩医を勤める家系で、祖父の教随は秘密裡に腑分けを行い、父の恵明は藩医学校「青雲館」を担う立場であった。今ひとりは高越暁。備前刀を手掛ける刀鍛冶の一族で、祖母の高越?は「女忠光」の異名を取っていた。長じて、美津は医学、暁は鍛刀を志すことになる。猪突猛進で焔にも似た美津、常に冷静で氷に喩えられる暁、女には困難とされる道を選んだふたりの人生が、十九の初夏、思いがけず江戸で交錯する。志を胸に人生を切り拓いていく者たちの群像劇、いよいよ開幕。(角川春樹事務所ウェブサイトより)

4位『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子[著](新潮社)

5位『硝子の塔の殺人』知念実希人[著](実業之日本社)

6位『鬼の花嫁 短編集~子鬼や皆の幸せな日常~』クレハ[著](スターツ出版)

7位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)

8位『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾[著](光文社)

9位『マイブック―2026年の記録―』(新潮社)

10位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)

〈文庫ランキング 10月7日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年10月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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