本屋大賞4位『スピノザの診察室』続編『エピクロスの処方箋』刊行 1位は彬子女王のエッセイ集[文芸書ベストセラー]

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 10月15日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『飼い犬に腹を噛まれる』が獲得した。第2位は『エピクロスの処方箋』、第3位は『8番出口』となった。

 2位の『エピクロスの処方箋』は現役医師でもある夏川草介さんの著作で2024年本屋大賞4位にも選出された『スピノザの診察室』(水鈴社)の続編。前作は京都で働く内科医がオランダの哲学者・スピノザの思想を胸に患者と向き合い寄り添う姿を描く。生きること、死ぬこと、幸福とは、運命とは、深遠なテーマを描きながら、その優しい語り口で読者の胸に染み込んでくる。

 今作も古代ギリシャの哲学者エピクロスの名前を冠し、深い思索に満ちた感動作。夏川さんは刊行記念のインタビューで《『スピノザの診察室』を書いていた時に、このままでは1冊のボリュームが大き過ぎるなと思い、想定していた後半部分のストーリーは続刊に持ち越すことにしたんです。》(水鈴社公式noteより)と今作の来歴を語り、今作の内容として《もう少し彼の背景をしっかり書き込み、そこを読者にも見せておかなければ、私がこの作品で書きたいと思う世界からはちょっと離れていってしまうと思ったんです。》と明かしている。

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1位『飼い犬に腹を噛まれる』彬子女王[著] ほしよりこ[絵](PHP研究所)

ベストセラー『赤と青のガウン』の「その後」のプリンセスの日常が綴られたエッセイ集。挿絵は『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏。(PHP研究所ウェブサイトより)

2位『エピクロスの処方箋』夏川草介[著](水鈴社)

「君はここまで来るために、何人の患者を死なせてきた?」思想する医師・雄町哲郎は今日も京都の街をゆく。大人気、哲学エンタメシリーズ待望の第二弾!(水鈴社ウェブサイトより抜粋)

3位『8番出口』川村元気[著] KOTAKE CREATE[原作ゲーム](水鈴社)

全世界で社会現象になった無限ループゲームを二宮和也主演で実写映画化。映画公開を前に、監督自ら書き下ろした小説『8番出口』刊行!(水鈴社ウェブサイトより)

4位『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ[著](日本経済新聞出版)

5位『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!? 9』十夜[著](スクウェア・エニックス)

6位『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』知念実希人[著](双葉社)

7位『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』知念実希人[著](双葉社)

8位『マスカレード・ライフ』東野圭吾[著](集英社)

9位『百花宮のお掃除係 13 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します。』黒辺あゆみ[著](KADOKAWA)

10位『殺し屋の営業術』野宮有[著](講談社)

〈文芸書ランキング 10月15日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年10月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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