TCG・MTGの元プロが直伝『カードゲームで本当に強くなる考え方』新書で登場[新書ベストセラー]

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 10月15日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『介護未満の父に起きたこと』が獲得した。第2位は『カードゲームで本当に強くなる考え方』、第3位は『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』となった。

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 2位に初登場の『カードゲームで本当に強くなる考え方』は、「Magic: The Gathering」のプロプレイヤーとして活動してきた著者が、特定のゲームやデッキ・環境に依存しない「カードゲーム一般に共通する理論=一般TCG理論」を体系化した一冊だ。著者はまえがきで、単なる攻略情報ではなく「いつまでも使える技術」を伝えようと意気込みを述べている。

 同書ではトレーディングカードゲーム(TCG)は確率的思考と心理的洞察が交錯する競技であり、その本質を「数理と心理」と捉えている。第1章では「カードゲームの本質」に迫り、勝敗の背後にある構造を分析。第2章で確率や期待値の理解を通じて判断力を鍛え、第3章では人間の認知バイアスや非合理な選択の心理を探る。さらに第4章で理論的練習法を、第5章で創造的なデッキ構築法を説き、読者が「真に上達する」ための道筋を示している。

 世界初のTCG「Magic: The Gathering」が1993年に発売されて30年以上が経過している。著者の茂里さんが「成熟した分野では知識が理論となり、蓄積され伝達されます」と述べるように、TCGを単なる娯楽ではなく知的競技として捉え直す試みを行っている。本書は、カードを通じて思考の構造を鍛えたいすべてのプレイヤーに向けた“理論書”となっている。

1位『介護未満の父に起きたこと』ジェーン・スー[著](新潮社)

82歳の父が突然ひとり暮らしに。幸い健康だが、家事がほとんどできないため、その生活に黄信号が灯る。唯一の家族である娘は、毎食の手配から大掃除までをあえてビジネスライクにサポート。それでも日々体力と記憶力が衰える父に、「ペットボトルが開けられない」などの難題が次々とふりかかる。「老人以上、介護未満」の身に何が起きるのか?その時期に必要な心構えは?父のケアに奔走した娘が綴る、七転八倒の5年間。(新潮社ウェブサイトより)

2位『カードゲームで本当に強くなる考え方』茂里憲之[著](筑摩書房)

史上初のTCG理論書!!!プロ直伝、史上初のTCG理論書!カードゲームの本質は「数理と心理」である――MTG、ポケカ、遊戯王、デュエマ ……あらゆるプレイヤー必須の思考法。(筑摩書房ウェブサイトより)

3位『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』三宅香帆[著](新潮社)

「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。エンタメには、社会や人生の「ネタバレ」が詰まってもいるからだ。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は知る人ぞ知る「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!(新潮社ウェブサイトより)

4位『西洋の敗北と日本の選択』エマニュエル・トッド[著](文藝春秋)

5位『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』鶴見太郎[著](中央公論新社)

6位『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』佐藤優[著](飛鳥新社)

7位『生きる言葉』俵万智[著](新潮社)

8位『「あの戦争」は何だったのか』辻田真佐憲[著](講談社)

9位『独断と偏見』二宮和也[著](集英社)

10位『知って得する、すごい法則77』清水克彦[著](中央公論新社)

〈新書ランキング 10月15日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年10月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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