「何も変わってない」「当時の雰囲気そのまんま」「もやしもん」10年ぶりの続編「もやしもん＋」1巻が初登場［コミックスベストセラー］

　10月28日トーハンの週間ベストセラーが発表され、コミックス第1位は『キングダム 77』が獲得した。第2位は『SPY×FAMILY 16』、第3位は『月が導く異世界道中16』となった。

　4位以下で注目は6位に初登場の『もやしもん＋(1)』。同作は講談社の青年誌「イブニング」「月刊モーニングtwo」で連載されていた石川雅之さんのマンガ「もやしもん」の続編第1巻。前作は「菌」を肉眼で見ることができる能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保を中心とした波乱万丈でモラトリアムな学園ドラマ。今作で主人公は某農大2年生となり前作と変わらない仲間たちとのキャンパスライフが描かれる。1巻は農大の春の風物詩「春祭」からスタート。

　前作「もやしもん」は2014年に最終巻が発売されており、「もやしもん＋」は2024年11月に連載再開となり、約10年ぶりの再始動。SNSにはファンたちからの「まさかの続編」「この空気感、何も変わってない」「懐かしい」「当時の雰囲気そのまんま」との声が溢れており、前作の続きとして違和感なく楽しめる一冊と好評だ。
　
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1位『キングダム 77』原泰久［著］（集英社）

守るべきは「国」か「民」か。紀元前230年　韓攻略戦　英呈平原で韓軍と激突した秦軍は、信が敵副将・博王谷を討ち取る活躍を見せ、勝鬨をあげる。続く東砂平原の戦いでも洛亜完軍に完勝した秦は、遂に韓王都・新鄭への進攻を開始する。国家存亡の危機に直面した韓王家は、国と民、二者択一の決断を迫られるが…!?（集英社ウェブサイトより）

2位『SPY×FAMILY 16』遠藤達哉［著］（集英社）

メリンダの診察という、情報収集の好機を得たロイド。そこで語られたドノバン・デズモンドの秘密とは──…!?一方、新学期が始まったアーニャは教科別クラスで国家間（？）の争いに巻き込まれ!?（集英社ウェブサイトより）

3位『月が導く異世界道中16』あずみ圭［原作］ 木野コトラ［漫画］ マツモトミツアキ［キャラクター原案］（アルファポリス）

TVアニメ第三期制作快調、夏休みの鍛錬の成果が実る！！夏休みを利用して、自主トレを始めた主人公・真（まこと）。修練の甲斐あって魔力の物質化に成功……と思いきや、想定外の事態が発生！ そんな真のドタバタの陰で、亜空に住まう有志たちが一大イベントを計画していて――。（アルファポリスウェブサイトより）

4位『転生したらスライムだった件(30)』伏瀬［原作］ 川上泰樹［漫画］ みっつばー［キャラクター原案］（講談社）

5位『シャングリラ・フロンティア(24) ～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～』硬梨菜［原作］ 不二涼介［漫画］（講談社）

6位『もやしもん＋(1)』石川雅之［著］（講談社）

7位『八男って、それはないでしょう! 16』楠本弘樹［著］ Y.A［原作］（KADOKAWA）

8位『修羅の刻(26)』川原正敏［著］（講談社）

9位『勇者に全部奪われた俺は勇者の母親とパーティを組みました! 6』久遠まこと［著］ 石のやっさん［原作］（KADOKAWA）

10位『異世界ゆるり紀行 ～子育てしながら冒険者します～11』水無月静琉［原作］ みずなともみ［漫画］ やまかわ［キャラクター原案］（アルファポリス）

〈コミックスランキング 10月28日トーハン調べ〉