フィギュアスケート界の「黒い子」って誰？　羽生結弦の練習着姿を集めた写真集が初登場［エンターテイメントベストセラー］

　10月28日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』が獲得した。第2位は『SWITCH Vol.43 No.11 特集 WHAT IS BMSG?』、第3位は『羽生結弦 2015-2025』となった。

　3位に初登場の『羽生結弦 2015-2025』は、フィギュアスケート誌『アイスジュエルズ』でフィギュアスケーター羽生結弦さんを撮り続けてきたカメラマン、田中宣明さんによるセレクト写真集。過去10年にわたる羽生さんの写真のなかから“練習着”にこだわって選定された一冊だ。

　田中さんによると羽生さんの練習は《本番さながら、時としてそれを上回るような真剣勝負の場》（舵社ウェブサイトより）であるという。また《時折見せるホッとした姿や笑顔も練習ならではのもの。試合とは異なる、素の表情や自然な笑顔を垣間見せてくれる瞬間》とそこでしか見ることができない姿だと強調。これまでに見たことのない10年分の“とっておき”が詰まった写真集となっている。

　羽生結弦さんの練習着姿はファンの間では「黒い子」の愛称で知られている。X上では2019年の世界選手権などでの羽生さんの練習着姿を投稿したハッシュタグ「#黒い子祭り」が盛り上がり、以来「#黒い子」のタグでファンたちによる投稿が続いている。そのため同写真も「黒い子写真集」の異名で呼ばれている。

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1位『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』（マガジンハウス）

嵐の櫻井翔さんが『Casa BRUTUS』に初登場したのは2010年9月号。「建築＆アートの聖地『直島』へ。」と題した企画で、建築家・安藤忠雄が設計した美術館など瀬戸内の様々な施設を巡りました。翌2011年3月号より『櫻井翔のケンチクを学ぶ旅。』として連載を開始。その後、現在まで続く連載の中で、櫻井さんが訪れた建築は150カ所以上。そして、安藤忠雄をはじめ、伊東豊雄、杉本博司、隈研吾、藤森照信、SANAA、坂 茂、藤本壮介、石上純也、田根剛など、日本が世界に誇るさまざまな建築家たちと出会い、建築（ケンチク）を学んできました。そこで、15年に及ぶ連載の書籍化にあたり、現代建築を訪れた回を建築家ごとにまとめた『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』を刊行します。（マガジンハウスウェブサイトより抜粋）

2位『SWITCH Vol.43 No.11 特集 WHAT IS BMSG?』（スイッチ・パブリッシング）

2020年9月18日にSKY-HIによって設立されたBMSG。どんな時もアーティストファースト、クリエイティブファーストの姿勢を貫き、日本だけでなく世界も視野に入れたエンターテインメントの新しい在り方を作り上げていく。そんな指針を掲げて始まったBMSGはエンターテインメントの何を変えたのか。そしてどんな場所なのか。設立5周年の節目を迎えた今現在のBMSGに迫ります。（スイッチ・パブリッシングウェブサイトより）

3位『羽生結弦 2015-2025』Nobuaki Tanaka［著］（舵社）

『アイスジュエルズ』は2015年の創刊以来20号を刊行するとともに、シーズンごとに出版してきた『羽生結弦SEASON PHOTOBOOK』も10巻を数えました。そういった節目に出版する『羽生結弦 2015-2025』は、『アイスジュエルズ』のメインカメラマンである田中宣明が長きにわたって温めてきた企画であり、過去10年にわたる羽生結弦さんの数多の写真の中から、特に“練習着”にこだわった作品をセレクトしたものです。（中略）『羽生結弦 2015-2025』──10年分の“とっておきの羽生結弦”が一冊にまとまった珠玉の写真集です。（舵社ウェブサイトより抜粋）

4位『命の燃やし方』鈴木大飛［著］（講談社）

5位『磯山さやかデビュー25周年写真集「余韻」』須藤敬一［撮影］（講談社）

6位 「えなこ写真集『エピローグ』」 藤本和典［撮影］（集英社）

7位『鬼滅の刃 塗絵帳 -紫-』吾峠呼世晴［原作］（集英社）

8位『すべての恋が終わるとしても―8人の切ない恋の話―』冬野夜空［原作］ 三浦希紗［脚本］ スターツ出版編集部［編］（スターツ出版）

9位『BARFOUT! NOVEMBER 2025 VOL 362』（ブラウンズブックス）

10位『変な家2 ～11の間取り図～』雨穴［著］（飛鳥新社）

〈エンターテイメントランキング 10月28日トーハン調べ〉