『国宝』原作が驚異の200万部突破! 吉沢亮が表紙を飾る雑誌のビジュも“国宝級”と話題 映画は邦画実写の興行収入1位まで7億円に迫る

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映画『国宝』公式サイト

『国宝』旋風はまだまだ続く!原作小説が累計200万部を突破

2025年10月31日、小説『国宝』(吉田修一・著、朝日新聞出版)の単行本版、文庫版、愛蔵版の累計発行部数が200万部を突破したことがわかった。

2025年の大ヒット映画となった『国宝』の原作小説は、2017年から翌年にかけて朝日新聞で連載されたものだ。作者の吉田修一さんは、歌舞伎指導を担当した中村鴈治郎さんの元で約3年にもわたり、黒衣を纏って歌舞伎の舞台裏を取材。作品には取材の成果が存分に盛り込まれ、その緻密な描写と深い人間ドラマが高く評価されている。

芸術選奨文部科学大臣賞(2018年)、中央公論文芸賞(2019年)をダブル受賞し、過去作『悪人』などと並ぶ著者の最高傑作ともいわれている。

愛蔵版『国宝』も異例の発売即重版の反響


映画と原作の大ヒットを記念して9月に発売された『愛蔵版 国宝』(四六判、カバー箔押し限定仕様)も、発売直後に重版が決定。映画をきっかけに作品世界へ没入した読者を中心に、永久保存版として人気を博しているという。

愛蔵版では、上巻表紙の「国宝 上」「吉田修一」部分が金の箔押し、下巻表紙の「国宝 下」「吉田修一」部分が銀の箔押しになっている。

「読者から熱い支持を集め続ける『国宝』を、末永く手元に置きたいという要望に応え、本書を愛蔵版としてお届けします。カバーは通常版の単行本から引き続き、世界的に活躍する写真家・森山大道氏の写真を使用した限定特装版。映画のパンフレットにも使われているビジュアルです」
(朝日新聞出版 PR TIMESより)

映画や原作の世界により深く浸れるプレミアムな1冊に仕上がっているようだ。

映画『国宝』は邦画実写の興行収入1位まであと7億円に迫る

映画公開の6月6日~10月26日までの143日間で、観客動員数は1179万9000人に上っている(興行通信調べ)。興行収入も166億5000万円を超え、過去の邦画実写で1位となっている「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)の173億5000万円との差は、あと7億円だ。

来年3月に授賞式が行われる第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定しており、さらなるタイトル獲得が期待されている。

〉〉吉沢亮さん、横浜流星さんらの映画大ヒットを受けたコメントはこちらで紹介

吉沢亮さんのビジュが“国宝級”と話題の雑誌「Numéro TOKYO」「otona MUSE」

「Numéro TOKYO 2025年12月号増刊【吉沢亮表紙バージョン】」
特集&特装版(増刊)カバーに吉沢亮さんが、ディオール ビューティーのホリデーコレクションとともに登場。歴史的ヒット作を経た主演俳優としての心境、表現者としての思いもインタビュー。


【画像クリックで購入画面へ】表紙を飾る吉沢亮さん。インタビューも掲載


 
「otona MUSE(オトナミューズ)2025年12月号」
表紙に吉沢亮さんが初登場。メイキャッパーUDAさんの連載に登場。


【画像クリックで購入画面へ】表紙を飾る吉沢亮さん。メイキャッパーUDAさんの連載に登場


次ページ〉〉【写真】「今年一年を振り返るインタビュー」「いつもとは少し違う姿」吉沢さんの投稿で詳しく見る

Book Bang編集部
2025年10月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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