『村上海賊の娘』の和田竜 12年ぶりの新作歴史小説は戦国時代最後の怪物を描く『最後の一色』[文芸書ベストセラー]

ニュース

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

 11月18日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『シークレット・オブ・シークレッツ 上』が獲得した。第2位は『さよならジャバウォック』、第3位は『シークレット・オブ・シークレッツ 下』となった。

 4位以下で注目は4位と7位にランクインした『最後の一色 上・下』。『村上海賊の娘』(新潮社)で2014年本屋大賞を受賞した和田竜さん、12年ぶりの新作歴史小説。戦国時代最後の怪物・一色五郎と長岡藤孝・忠興親子の壮絶な戦いが描かれる。2023年にはじまった新聞連載を経て単行本化。連載中から五郎の恐るべきキャラクターが話題となり、単行本化が待ち望まれていた。単行本化にあたり、連載のラストシーンのその後を書き加えたという。和田さんが取材・執筆に6年超をかけた、破格の戦国巨編となっている。

 ***

1位『シークレット・オブ・シークレッツ 上』ダン・ブラウン[著] 越前敏弥[訳](KADOKAWA)

『ダ・ヴィンチ・コード』著者8年ぶり最新刊。ラングドンが帰ってきた! 象徴学を専門とする著名な大学教授ロバート・ラングドンは、プラハを訪れていた。最近恋仲になった気鋭の純粋知性科学者キャサリン・ソロモンの講演を聴くためだ。講演でキャサリンは、人間の意識にまつわる驚くべき発見について解説した著書を発表予定だと話した。しかしそれは、何世紀にもわたって人々が信じてきた通念を脅かしかねないほど斬新な内容だった――。 残忍な殺人事件が起こってラングドンは大混乱に巻き込まれ、キャサリンは原稿とともに突然姿を消す。物語がロンドン、ニューヨークへとひろがるなか、ラングドンは懸命にキャサリンをさがしながら謎を解明していく。そして、未来の科学や謎めいた伝承と苦闘したすえに、ある秘密のプロジェクトに関する衝撃の真実を知る。それは、人間の心についての常識を根底から覆すものだった。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎[著](双葉社)

<デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー!結婚直後の妊娠と夫の転勤。その頃から夫は別人のように冷たくなった。彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。夫は死んだ、死んでいる。私が殺したのだ。もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに…。途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。「量子さん、問題が起きていますよね?中に入れてください」と。(双葉社ウェブサイトより)

3位『シークレット・オブ・シークレッツ 下』ダン・ブラウン[著] 越前敏弥[訳](KADOKAWA)

4位『最後の一色 上』和田竜[著](小学館)

5位『極東救世主伝説 4 少年、大隊長となる。 ―教導大隊発足編―』仏ょも[著](KADOKAWA)

6位『前略、山暮らしを始めました。10』浅葱[著](KADOKAWA)

7位『最後の一色 下』和田竜[著](小学館)

8位『俺、悪役騎士団長に転生する。 3』酒本アズサ[著](KADOKAWA)

9位『飼い犬に腹を噛まれる』彬子女王[著] ほしよりこ[絵](PHP研究所)

10位『捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです3』カレヤタミエ[著](TOブックス)

〈文芸書ランキング 11月18日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年11月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク