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- 日本ご当地スーパー大全
- 価格:1,760円(税込)
日本各地にある、一度は味わってみたい“看板商品”が自慢の「ご当地スーパー」。惣菜や弁当、オリジナル商品、名産品など、地元民が太鼓判を押す逸品がずらりと並んでいます。ひと口味わえば、その土地らしさが広がり、お店の魅力や個性をより深く感じることができるでしょう。
この記事では、そんな関東エリアの看板商品が人気のご当地スーパー4店を、2025年10月に発売された『日本ご当地スーパー大全』(菅原佳己・著)の中から厳選して紹介します(※記事は発売当時の情報をもとに作成しました)。
[1]深谷牛・食品館ハーズ(埼玉県深谷市荒川850-1)

深谷牛は脂のノリがよく、やわらかな食感ながら、胃にもたれたりしません。
こだわりとわかりやすさ! 深谷ならではの品揃え!
1985年に地元商店の協同組合からスタートし、2年後にショッピングセンター『ハーズ』としてオープン。「こだわりを貫き、お客様に分かりやすく伝える店づくり」をモットーとし、スタッフ手書きの商品説明からも思いが伝わります。
体にやさしく、おいしいものをとの願いから、無添加の商品が多いのも特徴。そして、深谷には深谷牛、深谷ネギなど宝物のような素材があり、それを活かした惣菜が人気となっています。
[2]自家製ローストビーフ・ナニワヤ(東京都港区麻布十番3-9-5)

看板商品のローストビーフはしっかりめの味付けで、白飯との相性もバッチリです。
自家製ローストビーフと手作り惣菜が秀逸!
明治時代、麻布十番で乾物屋として創業した『ナニワヤ』。服部雅英会長は、大学卒業後、アメリカでスーパー事業を学び、当時は外車1台分ほどもしたという冷蔵機能の付いた肉用の陳列ケースを輸入。良質の黒毛和牛を仕入れるルートを開拓し、牛肉がこの店の看板商品に。
現在の代名詞は、ローストビーフ。毎日14時頃、焼き上がりの味を求める客で最初のピークに。東京の味として遠方へ発送する人も多いそうです。
[3]もつにんにく漬・ナリタヤ 安食店(千葉県印旛郡栄町安食2170-1)

生にんにくが効いたコリコリ食感の看板商品。そのままでも野菜と炒めてもよい2WAY。
食堂からスーパーへ!
前身の『一平食堂』を閉じる際、「もつにんにく漬」が食べられなくなるのを惜しむ客の声に応え、商品化。これが現在の『ナリタヤ』の看板商品になりました。
できるだけ添加物を使わず、素材の味を活かした商品の提供を心がけており、一見素朴ながら、口にすると素材のうま味がしみじみと感じられる商品が並びます。落花生、牛乳、野菜、豚肉、お米など、千葉の土地の豊かさは本当に感動ものです。
[4]のり弁・スズキヤ 逗子駅前店(神奈川県逗子市逗子1-4-1)

途中でお茶漬けにして味変も楽しめる「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」。
味変「のり弁」大ヒット! 実は「鰻の蒲焼き」も看板商品!
上品な空気の流れる『スズキヤ 逗子駅前店』。途中でお茶漬けにできる「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」を求め、遠方から足を運ぶファンもいます。
店を人気店に育てたのは、創業家の末娘・中村洋子会長。現在は全国スーパーマーケット協会の副会長を務める業界の重鎮ですが、その経歴はユニーク。会社を興した兄と英国で働き、その後は六本木で鰻屋を開業して大当たり。店で出会った夫と世界を旅し、各国で働きながらチップも稼いだとか。その経験が今に活きているのでしょう。
さて、大当たりの鰻を食べたい?実は同じ味をスズキヤ名物「鰻の蒲焼き」として味わえます。
菅原佳己(すがわら よしみ)
スーパーマーケット研究家。1965年生まれ、東京・上野出身、東京在住。学生時代は映像を学び、卒業後は放送作家として、演出家のテリー伊藤氏に師事。『天才!たけしの元気が出るテレビ』『ねるとん紅鯨団』などを手がける。2012年、愛知県で子育てしながら書き上げた、ご当地スーパー本『日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品』が注目され、スーパーマーケット研究家として活動開始。紹介した岐阜県高山市の隠れた日常食「あげづけ」が大ブレーク。東海テレビ『スイッチ!』レギュラー出演経験あり。2019年、東京に拠点を戻し、ご当地スーパーを応援する「一般社団法人 全国ご当地スーパー協会」を設立し、「ご当地スーパーグランプリ」を主催。2023年、キャンピングカーで全国のスーパーを巡り、3食ご当地スーパー食を食べて過ごす様子を動画配信。YouTube「ご当地スーパー朝昼バン!」。書籍6作や6年続く朝日新聞連載など執筆活動を中心に、「あさイチ」(NHK)や「マツコの知らない世界」(TBS)などのテレビ番組にも出演し、スーパーマーケットとご当地食の魅力を伝えている。
菅原佳己(スーパーマーケット研究家)
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