「日本の定年後は世界一恵まれている」佐藤優の話題作が10万部突破 7人のウォッチャーが見つめた『陰謀論と排外主義』も話題[新書ベストセラー]

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 12月9日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『考察する若者たち』が獲得した。第2位は『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』、第3位は『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』となった。

 2位にランクインした『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』は、作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏が「定年後こそ人生の楽園」という新常識を説いた一冊。日本の年金制度、医療・介護の充実度、治安の良さ、文化の豊かさなど、あらゆる面で「日本の定年後は世界一恵まれている」と力説。定年後の仕事、人間関係、居場所づくりの具体的テクニックを伝授し、「人生後半を楽しむ極意」を示す。発売から2ヶ月で累計発行部数は10万部を突破している。

 4位以下で注目は4位に初登場の『陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点』。日本で拡大する陰謀論と排外主義を内包する政治運動について分析した一冊。著者は黒猫ドラネコ氏、山崎リュウキチ氏、藤倉善郎氏、選挙ウォッチャーちだい氏、清義明氏、古谷経衡氏、菅野完氏。いずれも陰謀論・カルト問題・政治運動の最前線で長年取材・研究を続けてきた7名の共著となっている。ネット時代の匿名性により、簡単により広範囲に拡散するようになった陰謀論や排外主義。同書はその現代的変容を7つの異なる視点から照射し、「分断社会」の実態を理解するための貴重な史料であり、デマや差別扇動が政治に浸透した現状への警鐘鳴らす一冊となっている。

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1位 『考察する若者たち』三宅香帆[著](PHP研究所)

映画や漫画の解釈を解説する「考察記事・考察動画」がなぜ流行するのか? 「正解を当てにいく」風潮から令和日本の深層を読み解く。(PHP研究所ウェブサイトより)

2位 『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』佐藤優[著](飛鳥新社)

知の巨人が、たどり着いた人生の最終結論 佐藤優が「定年後に特化した知の技法」をはじめて完全伝授。 「定年後が人生で一番楽しい」が手に入る! 定年後に「遅すぎる」は一切ない! 人生は晩年こそが華である!(飛鳥新社ウェブサイトより抜粋)

3位 『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』三宅香帆[著](新潮社)

「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。エンタメには、社会や人生の「ネタバレ」が詰まってもいるからだ。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は知る人ぞ知る「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!(新潮社ウェブサイトより)

4位 『陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点』 藤倉善郎[ほか著](扶桑社)

5位 『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』 鶴見太郎[著](中央公論新社)

6位 『カウンセリングとは何か 変化するということ』 東畑開人[著](講談社)

7位 『棺桶まで歩こう』 萬田緑平[著](幻冬舎)

8位 『介護未満の父に起きたこと』 ジェーン・スー[著](新潮社)

9位 『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』 加藤喜之[著](中央公論新社)

10位 『生きる言葉』 俵万智[著](新潮社)

〈新書ランキング 12月9日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年12月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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