中島健人「フェロモンマックスかもしれませんが、よろしくです」 町田そのこの「コンビニ兄弟」フェロモン店長役に意気込み 原作小説は「ほな西へいこか本大賞」も受賞[文庫ベストセラー]

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 12月9日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『新しい花が咲く─ぼんぼん彩句─』が獲得した。第2位は『国宝 上 青春篇』、第3位は『国宝 下 花道篇』となった。

 1位に初登場の『新しい花が咲く─ぼんぼん彩句─』は宮部みゆきさんが12の俳句から着想を得た12の物語が収録された短編。宮部さんが参加する句会メンバーの俳句から自由に発想を飛躍させ、物語へと昇華。ホラー、ミステリ、社会派、人情話と、宮部ワールドの魅力が全て詰まった一冊となっている。2022年に単行本でKADOKAWAより発売。改題され新潮文庫から発売となった。

 4位以下で注目は7位に初登場の『コンビニ兄弟5─テンダネス門司港こがね村店─』。北九州門司港の小さなコンビニを舞台にした人気のお仕事小説第5弾。著者は2021年「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞を受賞した町田そのこさん。超絶イケメンで会う人すべてを魅了してしまう“フェロモン店長”と便利屋を営むワイルドな兄がコンビニに集う個性的な客たちの問題を解決する。一話完結のコメディタッチ人情ドラマとなっている。12月4日には本屋大賞実行委員会とJR西日本に実施する第2回「ほな西へいこか本大賞」で大賞を受賞。物語の舞台である福岡県・門司港にちなんだプロモーションや旅行プランが企画される予定となっており、聖地巡礼がますます捗ると話題。また12月9日には瀬戸ましおさんがマンガを担当する、コミカライズ第一巻も発売となった。

 さらに2026年春、NHK総合でドラマ化も決定している。“フェロモン店長”役は中島健人さん。中島さんは発表時のコメントで《正直、最初は「アイドルとしてセクシーで売っていたら、ついにその路線のオファーが来たのか」と思いました(笑)。でもこの作品の“フェロモン”は、見た目の色気ではなく、人を包み込む優しさのことだと感じています》と役柄を解釈し、《門司港の海風のように少し塩気のある人間味と、誰かの心を溶かすような温もり。その両方を持つ男を、全身で感じながら演じられるようにしっかりミツに向き合いたいと思います》と意気込みを語っている。

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1位 『新しい花が咲く─ぼんぼん彩句─』 宮部みゆき[著](新潮社)

寿退社後に婚約破棄されたアツコが行く当てもなく乗ったバスの終点で見たもの。学級閉鎖で留守番中のアタル君が巻き込まれた不思議な事件。自殺同然の事故で兄を亡くした妹が、偶然出会った中学生。俳句から着想を得て生まれた物語は、十七音の枠を超え、色彩豊かな無限の世界へ広がってゆく。人生の機微を掬い取るように描く、怖くて、切なくて、涙を誘う、極上の短編集。『ぼんぼん彩句』改題。(新潮社ウェブサイトより)

2位 『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ! 極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、 芸の道に青春を捧げていく。 芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、 作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)

3位 『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある――。 芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。 芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、 『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)

4位 『人間標本』 湊かなえ[著](KADOKAWA)

5位 『爆弾』 呉勝浩[著](講談社)

6位 『血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ』 知念実希人[著](実業之日本社)

7位 『コンビニ兄弟5─テンダネス門司港こがね村店─』 町田そのこ[著](新潮社)

8位 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん11』 燦々SUN[著](KADOKAWA)

9位 『ようこそ実力至上主義の教室へ 3年生編3』 衣笠彰梧[著](KADOKAWA)

10位 『満月珈琲店の星詠み ~星遣いたちの夜~』 望月麻衣[著](文藝春秋)

〈文庫ランキング 12月9日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2025年12月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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