「満点も満点」「読者の想像を超えるどんでん返し」書評家も絶賛 「東大生が選んだ今年の一冊」2位のミステリ『方舟』とは?[文庫ベストセラー]
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- Book Bang編集部
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- (日本の小説・詩集)
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- 方舟
- 価格:913円(税込)
12月16日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『三河雑兵心得 17 関ケ原仁義 下』が獲得した。第2位は『新しい花が咲く─ぼんぼん彩句─』、第3位は『血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ』となった。
4位以下で注目は4位にランクインした『方舟』。同書は2022年9月に単行本で発売され話題となったミステリ作品。2024年8月に文庫され、ロングセラーとなっている。物語は山奥の地下建築に訪れた10人が地震により閉じ込められる。水が流入しはじめ、水没までのタイムリミットは一週間。そんな極限状態のなかで殺人が起こる。まさかのどんでん返しが話題となり、週刊文春ミステリーベスト10 2022国内部門で1位を獲得した他、2023本格ミステリ・ベスト10 国内ランキング2位など各種ミステリランキングで高い評価を受けた。23年4月の2023年本屋大賞にもノミネートされていた。直近では12月12日に放送された日本テレビ系ニュース番組「ZIP!」で「東大生が選んだ今年の一冊」の2位として紹介され、今週のランクインとなった。
書評家の村上貴史さんは同書について《閉鎖環境の息苦しさがきっちりと伝わってくるなかで、手掛かりを丁寧に扱った細かい推理を重ねて一歩ずつ真相に迫るという手順が美しい》と解説。《切れ味といい衝撃といい、満点も満点、二重丸三重丸を付けたくなる幕切れだ。最後に発動したシンプルにして効果抜群の仕掛け――これによって、生涯記憶に残るミステリとなった》と絶賛している。
翻訳家で評論家の大森望さんは《思い切り特殊な状況を設定したうえで、読者の想像を超えたどんでん返しを鮮やかに決める。2022年の国内ミステリー屈指の話題作》と2022年の「私が選んだベスト5」にあげている。
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1位『三河雑兵心得 17 関ケ原仁義 下』井原忠政[著](双葉社)
ついに東軍総大将の家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦の茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍も三成が二万の兵を率いて大垣城を発ち、関ケ原へと進軍。いよいよ決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の本来の先鋒は福島正則。揉め事は避けられず、ひとつ間違えれば血の雨が降る無謀な策に、茂兵衛は頭を抱える。戦国足軽出世物語、天下分け目の第十七弾!(双葉社ウェブサイトより)
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- 三河雑兵心得(17)関ケ原仁義(下)
- 価格:770円(税込)
2位『新しい花が咲く─ぼんぼん彩句─』宮部みゆき[著](新潮社)
寿退社後に婚約破棄されたアツコが行く当てもなく乗ったバスの終点で見たもの。学級閉鎖で留守番中のアタル君が巻き込まれた不思議な事件。自殺同然の事故で兄を亡くした妹が、偶然出会った中学生。俳句から着想を得て生まれた物語は、十七音の枠を超え、色彩豊かな無限の世界へ広がってゆく。人生の機微を掬い取るように描く、怖くて、切なくて、涙を誘う、極上の短編集。『ぼんぼん彩句』改題。(新潮社ウェブサイトより)
3位『血脈のナイトメア 天久鷹央の事件カルテ』知念実希人[著](実業之日本社)
心臓に宿ったのは「殺された記憶」なのか?心臓移植を受けた医学生・北川彰二は手術後、心当たりのない「記憶」を毎日夢にみるようになった。それも見知らぬ森の中で誰かに襲われ、頭を殴られる夢を。「臓器の記憶」の謎に興味をもった天久鷹央は小鳥遊優とともに調査を始めるが、心臓のドナーは暴力団の若頭だったことが発覚し……。果たして、記憶は脳以外にも宿るのか?現役医師が描く本格医療ミステリー!(実業之日本社ウェブサイトより)
4位『方舟』夕木春央[著](講談社)
5位『人間標本』湊かなえ[著](KADOKAWA)
6位『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)
7位『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)
8位『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈[著](新潮社)
9位『爆弾』呉勝浩[著](講談社)
10位『マイブック―2026年の記録―』(新潮社)
〈文庫ランキング 12月16日トーハン調べ〉
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