「あらすじも知らずに読んだほうがいい」「帯さえ読まないで!」の声も 話題のSF小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がライアン・ゴズリング主演で映画化 文庫版発売もネタバレ厳禁[文庫ベストセラー]

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 1月27日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』が獲得した。第2位は『チンギス紀 十六 蒼氓』、第3位は『欲望の裏 警視庁追跡捜査係』となった。

 1位と4位に初登場の『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上下』は2016年に公開され大ヒットした映画「オデッセイ」の原作『火星の人』(早川書房)の作者アンディ・ウィアーの3作目の小説。日本語版は2021年に単行本上下巻で刊行され、大ヒット。2022年にSFファンによって選ばれる第53回星雲賞海外長編部門を受賞した他、各回の著名人がこぞって推薦したことで話題となった。2026年3月20日にライアン・ゴズリング主演による映画版が日米同事公開される。

 出版元の早川書房の書籍紹介ページにはゲームクリエイターの小島秀夫さん、書評家の大森望さん、テレビプロデューサーの佐久間宣行さん、作家の小川哲さんら、そうそうたるメンバーからの推薦のコメントが並んでいる。SNSでは多くの読者が「ネタバレ厳禁」「あらすじさえ知らずに読んだほうがいい」「帯さえ読まないほうがいい」などと、事前に物語に関する情報を一切入れずに読むことをおすすめしている。また映画の予告編も公開されているが、こちらも「盛大にネタバレしまくってる」との声もあるため、そちらにも注意が必要だ。

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1位 『プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』アンディ・ウィアー[著] 小野田和子[訳](早川書房)

未知の物質によって太陽に異常が発生、氷河期に突入しつつある地球。宇宙へ飛び立ったひとりの科学教師が、人類を救うミッションに挑む!地球上の全生命滅亡まで30年、人類の命運を賭けた一大プロジェクトに挑む男の奮闘を描く、極限のエンターテインメント!(早川書房ウェブサイトより)

2位 『チンギス紀 十六 蒼氓』北方謙三[著](集英社)

ホラズム国の皇子が大軍を率いてチンギス・カンとの一大決戦に臨む!カラ・クム砂漠の戦場からホラズム軍が離脱する。チンギス・カンは、スブタイとジェべ、バラ・チェルビの三人の将軍にその追討を命じた。ホラズム国の帝は西へと退却しながらも、モンゴル軍との戦を継続する。スブタイらは敵の誘いに乗ることを決断した。一方、ホラズム国の皇子ジャラールッディーンは、南の地で二万騎の指揮を任された。モンゴル国の将軍シギ・クトクがその討伐に向かう。皇子は原野に本営を置き、ジャムカの息子マルガーシもそこにいた。皇子が初めて大軍を率いてモンゴル軍との戦いに挑む。大国との戦いがついに最終局面をむかえる、好評第十六巻。(集英社ウェブサイトより)

3位 『欲望の裏 警視庁追跡捜査係』堂場瞬一[著](角川春樹事務所)

被害者の顔と指紋が潰されていて、未だに身元が特定されていない五年前の事件。その管轄だった八王子中央署の特捜が、追跡捜査係にヘルプを求めてきた。手掛かりは現場に乗り捨てられたレンタカーと被害者が持っていたUSBメモリだけ。だがレンタカーの借り主は失踪中、USBメモリ内には何の情報も残されていなかった。このたった二つの手掛かりを元に、追跡捜査係の沖田と西川が執念の捜査を辿る!大人気警察小説シリーズ、書き下ろし第十四弾。(角川春樹事務所ウェブサイトより)

4位 『プロジェクト・ヘイル・メアリー 下』アンディ・ウィアー[著] 小野田和子[訳](早川書房)

5位 『よき時を思う』宮本輝[著](集英社)

6位 『一文字助真』佐伯泰英[著](光文社)

7位 『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

8位 『人間標本』湊かなえ[著](KADOKAWA)

9位 『ほどなく、お別れです 遠くの空へ』長月天音[著](小学館)

10位 『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)

〈文庫ランキング 1月27日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2026年1月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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