「ホンマおもろかった!」東野幸治が絶賛した又吉直樹最新作が初登場 直木賞・芥川賞受賞作もランクイン[文芸書ベストセラー]

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 2月3日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『カフェーの帰り道』が獲得した。第2位は『生きとるわ』、第3位は『成瀬は都を駆け抜ける』となった。

 1位の『カフェーの帰り道』は1月14日に発表された第174回直木三十五賞の受賞作。竹久夢二の絵のような美貌持つタイ子や、生来の嘘つきだが面倒見のいい美登里、中年の華族だが19歳と自称する園子、文学者を目指すセイなど、東京上野の「カフェー西行」で働く様々な事情を持つ女給たちの交錯する人生を描いた連作短編集。
 
 5位にランクインした『時の家』は同日発表された第174回芥川龍之介賞の受賞作。建築士で作家の鳥山まことさんによる中編小説。ある家に暮らしていた三代の住人たちの人生が、かつてその家に通った青年のスケッチによって呼び起こされていく。家が語る建築小説。

 2位に初登場の『生きとるわ』は又吉直樹さんが友情と裏切りを描いた最新長編小説。主人公は公認会計士の岡田。岡田は友人から借金を重ねて行方をくらましたどうしようもない同級生を、なぜか突き放せず手を差し伸べてしまう。そんな岡田にはさらなるドツボが待ち受けていた。刊行にあたりお笑い芸人の東野幸治さんは《『生きとるわ』というタイトルの意味がラストに分かった瞬間、お見事! と膝を打った。金を貸した人間と借りた人間のけったいな関係が、コテコテの大阪の街を舞台に描かれ、ホンマにおもろかった!》と推薦のコメントを寄せている。

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1位『カフェーの帰り道』嶋津輝[著](東京創元社)

*第174回直木三十五賞受賞作 東京・上野の片隅にある、あまり流行(はや)っていない「カフェー西行」。食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。(東京創元社ウェブサイトより)

2位『生きとるわ』又吉直樹[著](文藝春秋)

又吉直樹6年ぶりの長編小説! 「生きる」とは、こんなにもやりきれなくて、おかしい―― 累計354万部『火花』から10年後に書き上げた、新たなる代表作! 公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。 しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。 阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。 貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく…… 人間の「闇」と、「笑い」を両立させた奇跡的作品!(文藝春秋ウェブサイトより)

3位『成瀬は都を駆け抜ける』宮島未奈[著](新潮社)

高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber……。新たな仲間たちと出会った成瀬の次なる目標は“京都を極める”!一方、東京の大学へ進学した島崎みゆきのもとには成瀬から突然ある知らせが……!?最高の主人公に訪れる、究極のハッピーエンドを見届けよ!(新潮社ウェブサイトより)

4位『神の蝶、舞う果て』上橋菜穂子[著](講談社)

5位『時の家』鳥山まこと[著](講談社)

6位『暁星』湊かなえ[著](双葉社)

7位『分水─隠蔽捜査11─』今野敏[著](新潮社)

8位『とんでもスキルで異世界放浪メシ a la carte 1』江口連[著](オーバーラップ)

9位『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ[著](日本経済新聞出版)

10位『失われた貌』櫻田智也[著](新潮社)

〈文芸書ランキング 2月3日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2026年2月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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