NHK「インタビュー ここから」で話題 俵万智が言葉について考察した『生きる言葉』 18万部を突破[新書ベストセラー]

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 3月3日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『棺桶まで歩こう』が獲得した。第2位は『生きる言葉』、第3位は『カウンセリングとは何か 変化するということ』となった。

 2位にランクインした『生きる言葉』は、俵万智さんによる言葉をめぐる論考集。恋愛や子育て、ドラマやSNS、演劇や歌会など、様々なシーンで使われる言葉に注目し、自身の経験と重ねながら言葉のもつ力を見つめ直している。「言葉」との向き合い方に悩む若者から、「子育て」界隈の30-50代まで幅広い世代の支持を集め、累計発行部数は18万部を突破している。俵さんは2月23日に放送されたNHK総合の番組「インタビュー ここから」に出演し大きな話題となった。

 4位以下で注目は8位に初登場の『江戸町奉行所 与力・同心の世界』。 時代劇でおなじみの町奉行所。そこで働く与力や同心たちは、実際にはどのような役割を担っていたのか。歴史学者の滝口正哉さんが資料をもとに解説した一冊。「八丁堀の旦那」と呼ばれ、江戸の治安維持を一手に担っていた彼らの業務は警察機能だけでなく、裁判や行政事務まで多岐にわたっていた。奉行所の構造や給料、彼らが暮らした組屋敷での生活、文化活動に勤しんだ教養人としての側面にも光を当てている。大岡越前や遠山金四郎ら名奉行たち、その他にも実在の与力・同心の人物名をあげ、彼らの人物像に迫っている。

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1位『棺桶まで歩こう』萬田緑平[著](幻冬舎)

歩けるうちは、人は死なない 長生きしたくないという高齢者が増えている。 不健康寿命が延び、ムダな延命治療によるつらく苦しい最期は恐ろしいと感じるからだ。 著者は2000人以上を看取った元外科医の緩和ケア医。 「歩けるうちは死にません」「抗がん剤をやめた方が長く生きる」「病院で体力の限界まで生かされるから苦しい」「認知症は長生きしたい人にとって勝ち組の証」「ひとり暮らしは、むしろ楽に死ねる」など「延命より満足を、治療より尊厳を」という選択を提唱。 医療との向き合い方を変えることで、家で人生を終えるという幸せが味わえるようになる! 2000人の幸せな最期を支えた「在宅」緩和ケア医が提言 病院に頼りすぎない“生ききる力”とは?(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『生きる言葉』俵万智[著](新潮社)

スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か──恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。(新潮社ウェブサイトより)

3位『カウンセリングとは何か 変化するということ』東畑開人[著](講談社)

人生の変わる場所──。 カウンセリングが、いま社会へとひらかれる。臨床心理学の歴史に打ち立てられた、新たな金字塔。(講談社ウェブサイトより)

4位『名画で読み解く メディチ家12の物語』中野京子[著](光文社)

5位『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』鶴見太郎[著](中央公論新社)

6位『現代戦争論――ロシア・ウクライナから考える世界の行方』小泉悠[著](筑摩書房)

7位『林陵平のサッカー観戦術 2 試合がもっともっと面白くなる極意』林陵平[著](平凡社)

8位『江戸町奉行所 与力・同心の世界』滝口正哉[著](岩波書店)

9位『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』加藤喜之[著](中央公論新社)

10位『金融数学入門』冨島佑允[著](講談社)

〈新書ランキング 3月3日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2026年3月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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