「大谷本人のように誠実でデコピンのように愛らしい」大谷翔平の初絵本『デコピンのとくべつないちにち』米国レビューサイトで高評価続出[児童書ベストセラー]

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 3月10日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『デコピンのとくべつないちにち』が獲得した。第2位は『大ピンチずかん3』、第3位は『パンどろぼう』となった。

 1位の『デコピンのとくべつないちにち』は3週連続。同書は、現在WBCでも活躍中の大谷翔平選手が手がけた初めての絵本。デコピンは大谷選手の愛犬で、絵本では開幕戦の始球式を控えたデコピンが、家に忘れてきたお気に入りのボールを球場まで届けようと奮闘する姿が描かれている。

 同書はアメリカでも『Decoy Saves Opening Day』(ハーパーコリンズ社 ※デコピンの英語名はDecoy)のタイトルで2月3日に発売され、2月23日付のニューヨーク・タイムズの絵本ベストセラーランキングで8位にランクインした。またアメリカの歴史ある書評誌「Kirkus Reviews」には、《犬の視点から描かれる大谷とブランクの力強い文章は、物語に緊迫感とサスペンスを与えている》《ボールがよだれでびしょ濡れになっていても、翔平の愛犬への愛情は伝わってくる》《盗塁はできないかもしれないけれど、読者の心を奪ってしまう魅力的な物語》との書評が掲載されている。

 さらに子ども向けコンテンツを評価するサイトCommon Sense Mediaでも、《忍耐、チームワーク、そして感謝の気持ちが、簡潔ながらも心温まるストーリーを支えている》《まるで大谷本人のように誠実で、Decoyのように愛らしい》と評価され、ドジャースファンや犬好き、野球少年におすすめの作品として紹介されている。

 またアメリカのAmazon.comでは86件のレビューで平均評価4.8点(5点満点)。世界最大級の読書レビューサイトGoodreadsでも20件のレビューと71件の評価が寄せられ、平均4.32点と高評価を得ている。

 大谷選手は2024年のAP通信のインタビューで、デコピンの犬種コーイケルホンディエについて、《この犬種の数は減少傾向にあるので、彼が少しでも人気を集めることで、その数が増えることを願っています》《私たちも、この犬種の人気に少しでも貢献できたと感じていますし、デコイ本人もきっと喜んでくれると思います》と語っている。絵本の人気によって、この珍しい犬種への関心もさらに広がりそうだ。また同書の収益は、野良犬や保護犬の里親探しを支援する非営利団体への寄付に充てられる予定で、作品のヒットはコーイケルホンディエのみならず、保護犬への関心を広げるきっかけにもなりそうだ。

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1位『デコピンのとくべつないちにち』大谷翔平[文]マイケル・ブランク[文]ファニー・リム[絵]田中亜希子[日本語版訳](ポプラ社)

今日は待ちに待った開幕戦の日。デコピンは、なんと始球式を任されています。野球場にはホットドッグやとても広い「庭」がありますし、お客さんがたくさんいます。きっと素敵な1日になるでしょう。ところが……うそでしょ!?ぼく、始球式に使うラッキーボールを家に忘れてきちゃった!デコピンは始球式までにボールをもって野球場に戻れるのでしょうか。(ポプラ社ウェブサイトより)

2位『大ピンチずかん3』鈴木のりたけ[作](小学館)

新機軸うっかりメーターで大ピンチを考える 大ピンチは思いがけない理由でやってくる。大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。 また大ピンチ調査や大ピンチを乗り越える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。さらに進化した『大ピンチずかん3』。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。(小学館ウェブサイトより)

3位『パンどろぼう』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

“パンどろぼう”って、なにもの!? 読み聞かせが楽しいユーモア絵本 まちのパンやからサササッととびだすひとつのかげ。パンがパンをかついでにげていきます。「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめるおおどろぼうさ」パンに包まれた、その正体とは――!?お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!(KADOKAWAウェブサイトより)

4位『ポケモンをさがせ! ろくえいゆうとのであい』姫野よしかず[絵](小学館)

5位『パンどろぼうとスイーツおうじ』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

6位『ポケモン生態図鑑』ポケモン[著]きのしたちひろ[イラスト](小学館)

7位『小説 映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』藤子・F・二雄[原作]村山功[著・脚本]矢嶋哲生[監督](小学館)

8位『大ピンチずかん』鈴木のりたけ[作](小学館)

9位『だるまさんが』かがくいひろし[さく](ブロンズ新社)

10位『パンどろぼうとほっかほっカー』柴田ケイコ[作](KADOKAWA)

〈児童書ランキング 3月10日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2026年3月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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