山下美月が成瀬に 島崎は藤野涼子 210万部突破の『成瀬は天下を取りにいく』シリーズ舞台化 マンホールも膳所駅に設置 抽選式カード配布もはじまる[文芸書ベストセラー]

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 3月24日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『青天』が獲得した。第2位は『大河の一滴 最終章』、第3位は『イン・ザ・メガチャーチ』となった。

 4位以下で注目は9位にランクインした『成瀬は都を駆け抜ける』。2024年本屋大賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)よりはじまる宮島未奈さんの人気青春小説シリーズ、最新作にして完結編。同シリーズは全力で我が道を突き進む少女・成瀬あかりの生きざまを描いた青春小説だ。シリーズ累計で発行部数は210万部を突破している。第三弾となる今作で成瀬は京都大学の学生となり、京都舞台に新たに出会った個性豊かな仲間たちと躍動する姿が描かれる。「最高の主人公」と呼ばれた成瀬の物語は大団円を迎える。

 同シリーズはこの夏の舞台化も決定。成瀬を山下美月さん、成瀬の友人・島崎を藤野涼子さんが演じることが発表されている。公演は東京池袋と物語の舞台である京都、滋賀で行われる。

 1月には発行元の新潮社が、舞台となった大津市に『成瀬は天下を取りにいく』のデザインマンホールを寄贈した。マンホールは現在JR膳所駅北口エスカレーター前(京阪膳所駅改札前)に設置されている他、下水道広報プラットホームと全国の自治体が共同で制作するマンホールカードに同デザインマンホールのカードが追加されることが決まった。4月・5月分の配布は抽選となっており、3月27日より大津市の電子申請サービスから抽選申し込みが可能となっている。配布場所は大津港のカフェ「Bird Cafe」。

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1位『青天』若林正恭[著](文藝春秋)

オードリー・若林正恭、初小説!人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる――総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。青春の苦みと悦びに満ちた、著者渾身の初小説。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『大河の一滴 最終章』五木寛之[著](幻冬舎)

93歳の人間論ーー。人は何かのために生きるのではない。誰かのために生きるのだ。衝撃のベストセラー『大河の一滴』から30年。圧巻の集大成。常に、再生の希望はある。少年時代の引揚体験、自死への欲求、思いがけない病の宣告……あえて、大河の流れに逆らうことを決意した、告白的人間論。(幻冬舎ウェブサイトより抜粋)

3位『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ[著](日本経済新聞出版)

沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」(日本経済新聞出版ウェブサイトより)

4位『神達に拾われた男 18』Roy[著](ホビージャパン)

5位『カフェーの帰り道』嶋津輝[著](東京創元社)

6位『暁星』湊かなえ[著](双葉社)

7位『熟柿』佐藤正午[著](KADOKAWA)

8位『失われた貌』櫻田智也[著](新潮社)

9位『成瀬は都を駆け抜ける』宮島未奈[著](新潮社)

10位『殺し屋の営業術』野宮有[著](講談社)

〈文芸書ランキング 3月24日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2026年3月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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