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- 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会
- 価格:1,320円(税込)
4月7日トーハンの週間ベストセラーが発表され、新書第1位は『棺桶まで歩こう』が獲得した。第2位は『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』、第3位は『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』となった。
2位にランクインした『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』は、2月の発売以来、初めてのベスト3入り。著者は共同通信社の国際ジャーナリスト、川北省吾さん。ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ情勢の悪化、そしてトランプ大統領の西半球各地への介入など、世界各地で「法の支配」が揺らぎ、「力による現状変更」がまかり通るようになったのはなぜか。冷戦終結から現在に至る国際政治の流れを俯瞰し、プーチン、習近平、トランプといった「ストロングマン」たちの論理を分析。彼らの「失地回復(レコンキスタ)」への欲望を、キーパーソンへのインタビューと緻密な取材を通して解き明かしている。
同書のほかにも、米・イスラエルによるイラン攻撃の行方が見通せないなか、世界情勢の裏側にある指導者たちの行動原理を探る書籍に注目が集まっている。3位にランクインした『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』は、ユダヤ教の成立する紀元前から古代イスラエル王国の建国、民族の離散、キリスト教世界での繁栄と迫害、イスラエル建国から中東危機に至るまでの歴史をたどりながら、ユダヤ社会の構造や精神性といった、彼らの富や知を支える背景に迫っている。
また5位にランクインした『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』は、アメリカで大きな影響力を持つ福音派の勃興と変遷を解説した一冊。イラン攻撃に際し、キリスト教的な文言を用いて支持を得ようとするトランプ大統領。はたして福音派は今後もトランプ大統領を支持し続けるのだろうか。複雑化する世界を読み解くための手がかりを、新書に求める読者が増えていることをうかがわせる。
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- 棺桶まで歩こう
- 価格:1,034円(税込)
1位『棺桶まで歩こう』萬田緑平[著](幻冬舎)
歩けるうちは、人は死なない 長生きしたくないという高齢者が増えている。不健康寿命が延び、ムダな延命治療によるつらく苦しい最期は恐ろしいと感じるからだ。著者は2000人以上を看取った元外科医の緩和ケア医。「歩けるうちは死にません」「抗がん剤をやめた方が長く生きる」「病院で体力の限界まで生かされるから苦しい」「認知症は長生きしたい人にとって勝ち組の証」「ひとり暮らしは、むしろ楽に死ねる」など「延命より満足を、治療より尊厳を」という選択を提唱。医療との向き合い方を変えることで、家で人生を終えるという幸せが味わえるようになる!2000人の幸せな最期を支えた「在宅」緩和ケア医が提言 病院に頼りすぎない“生ききる力”とは?(幻冬舎ウェブサイトより)
2位『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』川北省吾[著](講談社)
ロシアによるウクライナ侵攻、世界的な移民排斥運動、権威主義的国家の台頭、トランプ2.0、そして民主主義制度基盤の崩壊……。「なぜ世界はここまで急に揺らぎはじめたのか?」。共同通信社の国際ジャーナリストが、混迷する国際政治の謎を解き明かすために、国際政治学者や評論家、政治家や現場を知る実務家へのインタビューを敢行。辿り着いた答とは?(講談社ウェブサイトより抜粋)
3位『ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』鶴見太郎[著](中央公論新社)
ユダヤ教を信仰する民族・ユダヤ人。学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧――。五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているのか。古代王国建設から民族離散、ペルシア・ローマ・スペイン・オスマン帝国下の繁栄、東欧での迫害、ナチによる絶滅計画、ソ連・アメリカへの適応、イスラエル建国、中東戦争まで。三〇〇〇年のユダヤ史を雄大なスケールで描く。(中央公論新社ウェブサイトより)
4位『2030 来たるべき世界』エマニュエル・トッド[ほか著]青山直篤[ほか聞き手](朝日新聞出版)
5位『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』加藤喜之[著](中央公論新社)
6位『カウンセリングとは何か 変化するということ』東畑開人[著](講談社)
7位『生きる言葉』俵万智[著](新潮社)
8位『一寸先は闇』五木寛之[著]佐藤優[著](幻冬舎)
9位『銀行の本店はなぜ仰々しいのか?金融業界の謎』鈴木雅光[著](幻冬舎)
10位『現代戦争論――ロシア・ウクライナから考える世界の行方』小泉悠[著](筑摩書房)
〈新書ランキング 4月7日トーハン調べ〉
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