デキる社会人がやっている「会食を信頼に変えるひと手間」とは? 外資系ビジネスパーソンが実践する“予約と翌朝”の気遣いテクニック

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ビジネスでは、取引を決める重要な場ともなり得る会食。その成否を分ける大きな要因の一つに、事前・事後の対応がある。

 国際的な金融グループのバークレイズやAIGなど海外グローバル企業をはじめ、20年以上秘書を務めてきた森田ゆきさんは、一流のビジネスパーソンには共通する「気遣いのテクニック」があったという。

 どんなテクニックなのか、森田さんの著書『外資系秘書が教えるうまい気遣い×もったいない気遣い』(あさ出版)より一部を抜粋・再編集して紹介しよう。

 ***

取引先との会食後、解散時にお礼を伝えるだけでOK?

△当日、解散時にお礼を伝えて 終わりにする
〇翌朝いちばんに もう一度お礼を伝える

 会食の終わりに「お疲れ様でした」「ありがとうございました」と、お互いにお礼を伝え合うことでしょう。

 これで会食自体は終わりなのですが、会食の目的は“次の関係の始まり”。 大切なのは、どれだけ丁寧にフォローできるかです。

 ここでの一手が、あなたの印象を長く残すかどうかを左右します。

 ポイントは次の2つです。

〈1〉朝いちばんにお礼の連絡を入れる

「昨日はありがとうございました」「とても楽しい時間でした」 とひと言添えるだけで、相手に誠実さと温かさが伝わります。ちょっとしたひと言でも、「この人は丁寧だな」「感じがいいな」と印象づけることができます。

〈2〉お礼+具体的なひと言を添える

「昨日お話しされていたAの件、とても勉強になりました」「Bのお話を受けて、早速調べてみました」など、会食の席で交わした会話の内容に触れることで、社交辞令ではなく「相手の話をしっかり聞いていた」「その時間を大切にしている」というメッセージが伝わります。

 社内、同じ部署のメンバーなど、翌日会える相手には、「昨日はお疲れ様でした!」などと直接声をかけてフォローしましょう。ひと言伝えるだけで、チームの雰囲気がぐっとよくなります。
 
 自分が幹事ではない場合は、素敵な場を設定してくれた幹事 (手配担当)に、個別に御礼を伝えましょう。さらに後日、「あの後、会食相手とランチに行って、プロジェクトを一緒にする ことになった」など、その会から派生した出来事を伝えると、 幹事担当も「やってよかった」と心から思えるでしょう。

お礼は重なるごとに意味が深まります。


『外資系秘書が教える うまい気遣い×もったいない気遣い』より

お店の予約時にもひと工夫

 仮押さえの予約時に、自社名と相手の会社の業界名(金融、商社など)を伝えると安心です。

 これは同業他社との鉢合わせを防ぐためで、この段階では、個人名など詳細について伝える必要はありません。

 お店が決まったら、正規の情報を伝え、予約を確定させます。

 仮押さえしていたお店のキャンセルも行います。 ある女性は、「接待の際に選んでくれたお店が素敵だった」 と喜ばれ、それ以来、会食のたびに社員が彼女を頼って相談に来るそうです。 会食のお店選びの気遣いで、彼女は「なくてはならない存在」になっているのです。

あさ出版
2026年4月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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