池井戸潤最新長編は「M&A」を描く 4作刊行予定「池井戸潤プロジェクト2026」第一弾 『ハヤブサ消防団』続編、エッセイ集も予定[文芸書ベストセラー]

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 5月20日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『イン・ザ・メガチャーチ』が獲得した。第2位は『ブティック』、第3位は『憤怒の人 母・佐藤愛子のカケラ』となった。

 2位に初登場の『ブティック』は、池井戸潤さん2年ぶりの最新長編小説。エリート街道を歩んできた銀行員の主人公・雨宮秋都が、M&Aの現場に身を投じていくビジネス小説だ。タイトルの「ブティック」は服飾店ではなく、少数精鋭でクライアントに寄り添うブティック型M&Aアドバイザリー会社を指す業界用語。大手投資銀行とは一線を画す小さな会社を舞台に、若き主人公がディールの先で何を思うのか。企業を「売る」「買う」だけでなく、誰が会社を守り、誰に未来を託すのかという人間ドラマが描かれる。

本作はダイヤモンド社、集英社、文藝春秋、講談社が、四季に合わせて新刊4作を連続刊行する4社合同企画「池井戸潤プロジェクト2026」の第一弾。夏には、テレビドラマ化もされた『ハヤブサ消防団』の続編『ハヤブサ消防団 森へつづく道』(集英社)が刊行される。秋の文藝春秋から刊行される作品は未発表。冬は講談社から初のエッセイ集『劇場で会いましょう』が予定されている。

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1位 『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ[著](日本経済新聞出版)

沈みゆく列島で、”界隈”は沸騰する――。あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす”物語”の功罪を炙り出す。「神がいないこの国で人を操るには、”物語”を使うのが一番いいんですよ」(日本経済新聞出版ウェブサイトより)

2位 『ブティック』池井戸潤[著](ダイヤモンド社)

暗夜を照らす、星になれ。 池井戸潤、待望の最新作! 「君、銀行辞めて、どうするの?」 入行3年目、エリート街道を歩んでいた雨宮秋都は、 ある案件をきっかけに、理不尽な戦力外通告を受けてしまう。 退職を決意した秋都が見つけた、新たな希望とはーー?(ダイヤモンド社)

3位 『憤怒の人 母・佐藤愛子のカケラ』杉山響子[著](小学館)

母はベストセラー『九十歳。何がめでたい』の作家・佐藤愛子さん102歳。「憤怒の人」「怒りの佐藤」と呼ばれた愛子センセイの娘で、一つ屋根の下に長く暮らしてきた杉山響子さんが、認知症になり記憶をなくしていく母の今と、自身の記憶の中にある母との濃密な思い出を、愛情と哀切たっぷりに綴った傑作エッセイ集。(小学館ウェブサイトより)

4位 『謎の香りはパン屋から2』土屋うさぎ[著](宝島社)

5位 『謎の香りはパン屋から』土屋うさぎ[著](宝島社)

6位 『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』川代紗生[著](サンマーク出版)

7位 『それでも光に手を伸ばす』Payao[著](KADOKAWA)

8位 『暁星』湊かなえ[著](双葉社)

9位 『大河の一滴 最終章』五木寛之[著](幻冬舎)

10位 『青天』若林正恭[著](文藝春秋)

〈文芸書ランキング 5月20日トーハン調べ ※書名・著者名・巻数などの表記はトーハン発表に基づく〉

Book Bang編集部
2026年5月23日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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