山田涼介主演ドラマもスタート間近のミステリ『一次元の挿し木』がランクイン 本屋大賞ノミネート『リカバリー・カバヒコ』も文庫で登場[文庫ベストセラー]

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 5月20日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文庫第1位は『リカバリー・カバヒコ』が獲得した。第2位は『望月の烏』、第3位は『君のクイズ』となった。

 1位に初登場の『リカバリー・カバヒコ』は「2024年本屋大賞」第7位にノミネートされ、累計20万部を突破した青山美智子さんによる連作短編集。とある公園に佇むカバの遊具、カバヒコには自分の治したい部分を触ると回復するという伝説がある。カバヒコのもとを訪れ様々な悩みを打ち明ける人々の「回復」を描く。

 4位以下で注目は4位にランクインした『一次元の挿し木』。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。「ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨が四年前に失踪した妹のものと一致した――。」衝撃的な導入で始まる本作は、選者で書評家の大森望さんが「冒頭で提示される謎の牽引力、ストーリーの面白さでは、今回これがダントツ」と評した話題作。2026年7月より読売テレビで連続ドラマ化されることが発表された。主人公で遺伝子学を研究する大学院生を演じるのは山田涼介さん。山田さんはドラマ公式サイトで《考察をすると思うんですが…多分、考察しきれないと思います!》と二転三転する物語の面白さを語っている。

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1位 『リカバリー・カバヒコ』青山美智子[著](光文社)

その傷の痛みも、きっとまた、リカバリーできる。 2024年本屋大賞ノミネートで話題のいまいちばん読みたいヒーリング小説が待望の文庫化! 5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで“リカバリー・カバヒコ”。アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。 急な成績不振に悩む高校生、ママ友に馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌で嘘をついた小学生、ストレスによる不調で休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長……。 誰もが抱く日々の悩みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。心がじんわりほどける、再生の物語。 巻末に声優・大原さやか氏の解説とカバヒコの誕生秘話を収録。(光文社ウェブサイトより)

2位 『望月の烏』阿部智里[著](文藝春秋)

累計260万部!大人気シリーズの最新文庫 八咫烏の一族が住まう世界「山内」。幼くして即位した金烏代・凪彦に相応しい伴侶を決定する、后選びの儀式が幕を開ける。貴族たちの家から四人の姫君が送り込まれるが、若い凪彦の目に留まったのは絶世の美貌をもつ男装の下級官吏だった。支配する者とされる者――華やかな宮中でそれぞれの思惑が交錯する!累計260万部突破&アニメ化で話題になった大人気和風ファンタジー、第10弾。(文藝春秋ウェブサイトより)

3位 『君のクイズ』小川哲[著](朝日新聞出版)

クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。(朝日新聞出版ウェブサイトより)

4位 『一次元の挿し木』松下龍之介[著](宝島社)

5位 『真田武士心得〈三〉 柳生純情』井原忠政[著](文藝春秋)

6位 『本屋さんのある街で』凪良ゆうほか[著](文藝春秋)

7位 『未来』湊かなえ[著](双葉社)

8位 『倫敦スコーンの謎』米澤穂信[著](東京創元社)

9位 『椿ノ恋文』小川糸[著](幻冬舎)

10位 『方舟』夕木春央[著](講談社)

〈文庫ランキング 5月20日トーハン調べ ※書名・著者名・巻数などの表記はトーハン発表に基づく〉 

Book Bang編集部
2026年5月23日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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