カンヌで最優秀女優賞 濱口竜介監督「急に具合が悪くなる」 原作本にも注目集まる[ノンフィクションベストセラー]

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 6月2日トーハンの週間ベストセラーが発表され、ノンフィクション・ライトエッセイ第1位は『メロとタビ』が獲得した。第2位は『閉鎖病棟24時、本日当直、あらゆる精神疾患 寝ずに診ます 精神科医おどおど日記』、第3位は『急に具合が悪くなる』となった。

 3位に初登場の『急に具合が悪くなる』は濱口竜介監督による同名映画の原作として注目を集めた。同作は哲学者・宮野真生子さんと文化人類学者・磯野真穂さんによる、病と生をめぐる20通の往復書簡をまとめたもの。がんの転移を経験しながら生きる宮野さんと、臨床現場を見つめてきた磯野さんが、死、未来、別れ、出会いについて、学問と人生を賭けて言葉を交わす。著者の一人・宮野さんは、本書のもととなる往復書簡の後、2019年7月に逝去した。
 
 映画ではフランス、日本、ドイツ、ベルギーの国際共同制作で、パリを舞台に、がん闘病中の日本人演出家とフランス人の介護施設長の交流を描く。演出家をモデルで俳優の岡本多緒さんが演じ、施設長をベルギー出身の俳優ヴィルジニー・エフィラさんが演じた。二人はこの演技により第79回カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を共同受賞した。日本では6月19日に公開される。

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1位『メロとタビ』まめきちまめこ[著](飛鳥新社)

月間PV数、驚異の7000万超!大人気漫画家&ブロガー・まめきちまめこ、渾身のストーリーコミック、誕生!Instagram「メロとタビ」アカウントで56万人がときめき中 きょうだい猫の愛おしすぎる日常が詰まった、宝物みたいな一冊ができました。くすっと笑えて、心が温かくなって、時にぎゅっと切なくて…ほぼセリフなしなのに、こんなにも心がとろける、優しくて可愛い世界。ここでしか読めない描きおろしページもたっぷり!!(飛鳥新社ウェブサイトより抜粋)

2位『閉鎖病棟24時、本日当直、あらゆる精神疾患 寝ずに診ます 精神科医おどおど日記』駒木爽[著](三五館シンシャ)

「罵られながら治療する仕事」きれいごとでは片付かない医療現場のリアル――正常ってなんですか?(フォレスト出版ウェブサイトより)

3位『急に具合が悪くなる』宮野真生子[著] 磯野真穂[著](晶文社)

もし明日、急に重い病気になったら――見えない未来に立ち向かうすべての人に。哲学者と人類学者の間で交わされる「病」をめぐる言葉の全力投球。共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。信頼と約束とそして勇気の物語。もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか?がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。(晶文社ウェブサイトより)

4位『午後のおいしい薬膳日記 2』午後[著] 櫻井大典[監修](小学館)

5位『考えてはいけないことリスト』堀田秀吾[著](フォレスト出版)

6位『最後までひとり暮らし』田村セツコ[著](明日香出版社)

7位『リラックマ4クママンガ17』コンドウアキ[著](主婦と生活社)

8位『なぜ生きる』明橋大二[著] 伊藤健太郎[著] 高森顕徹[監修](1万年堂出版)

9位『ごはんのおともをあと少し』たな[著](実業之日本社)

10位『20代で得た知見』F[著](KADOKAWA)

〈ノンフィクション・ライトエッセイランキング 6月2日トーハン調べ ※書名・著者名・巻数などの表記はトーハン発表に基づく〉

Book Bang編集部
2026年6月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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