板垣李光人主演で映画化 スマホより小さいホラー小説『口に関するアンケート』が話題 第2弾『目が』も発売[文芸書ベストセラー]

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 6月23日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『ファイア・ドーム 上』が獲得した。第2位は『ファイア・ドーム 下』、第3位は『青天』となった。

 4位以下で注目は7位にランクインした『口に関するアンケート』。『近畿地方のある場所について』(KADOKAWA)で知られるモキュメンタリーホラー作家「背筋」さんが2024年9月に発表した作品だ。肝試しに向かった大学生グループがある出来事に遭遇する。本書はその顛末について語る各人のインタビュー形式で進む。表題のとおり、アンケートが恐怖を増す仕掛けとして用いられている。文庫本よりも小さい手のひらサイズの造本、女性の口が大写しになった表紙、605円(税込)という手に取りやすい価格で、書店店頭でも大きく展開され、発売時には大きな話題となった。現在、電子版を含む累計発行部数は45万部を突破している。

 同書は7月3日より実写映画版の公開が控えている。俳優の板垣李光人さんが主演し、ほかに綱啓永さん、吉川愛さん、MOMONAさん(ME:I)、森愁斗さん(BUDDiiS)、西山智樹さん(TAGRIGHT)らが出演する。監督はジャパニーズホラーの雄・清水崇さんが務める。映画の公開に伴い、現在書店店頭では映画ビジュアルカバー版7種類で展開されている。

 また、6月25日には“スマホより小さいホラー小説”第2弾となる『目が』(ポプラ社)が発売された。こちらは「視線」をテーマにしたホラーストーリーで、前作と同様、715円(税込)という手に取りやすい価格となっている。

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1位 『ファイア・ドーム 上』辻村深月[著](小学館)

人はなぜ大きな事件に魅了されてしまうのか 噂は、軽薄な娯楽だ。25年前、平穏だったはずの地方都市は、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生、その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――。「もう言われてるよ!どうせ、親が殺したんだろうって!」――本文より(小学館ウェブサイトより)

2位 『ファイア・ドーム 下』辻村深月[著](小学館)

お前の家は、人殺しだ。真実を知っても、人は忘れていく。25年前の夏、この町には炎が降り注いだ。百貨店受付嬢誘拐殺人事件という、身近で突然起こった全国レベルのニュースを、誰もがいつまでも終わらせたくなかった。傷ついた人をさらに傷つけてしまった土地に、事件の火の粉は、まだ残っている。夏の日、写生遠足の帰りに姿を消した少年は無事に帰ってくるのか?25年前の事件には、「まだ明かされていない」事実が本当にあるのか?「病気なんかで、死ねると思うな」――本文より(小学館ウェブサイトより)

3位 『青天』若林正恭[著](文藝春秋)

オードリー・若林正恭、初小説!人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる――総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。青春の苦みと悦びに満ちた、著者渾身の初小説。(文藝春秋ウェブサイトより)

4位 『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ[著](日本経済新聞出版)

5位 『多類婚姻譚』凪良ゆう[著](講談社)

6位 『お気楽領主の楽しい領地防衛 10 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~』赤池宗[著](オーバーラップ)

7位 『口に関するアンケート』背筋[著](ポプラ社)

8位 『ブティック』池井戸潤[著](ダイヤモンド社)

9位 『山、買いました8 ~異世界暮らしも悪くない~』実川えむ[著](SBクリエイティブ)

10位 『サイレント・ウィッチ XII 沈黙の魔女の隠しごと』依空まつり[著](KADOKAWA)

〈文芸書ランキング 6月23日トーハン調べ ※書名・著者名・巻数などの表記はトーハン発表に基づく〉

Book Bang編集部
2026年6月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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