夏の読書感想文課題図書が多数ランクイン 自由読書で選ぶなら? おすすめ書籍を紹介[児童書ベストセラー]

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 7月22日トーハンの週間ベストセラーが発表され、児童書第1位は『つかめ!理科ダマン 12 最強ロボット決戦!編』が獲得した。第2位は『まだまだここから』、第3位は『君の火がゆらめいている』となった。

 今週は、毎年夏休みに行われる青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が多数ランクインした。2位の『まだまだここから』は小学校中学年の部、3位の『君の火がゆらめいている』は中学校の部、4位の『ポジション!』は小学校高学年の部、7位の『まこちゃんとコトバロボ』は小学校低学年の部、9位の『宇宙でウンチ』は小学校中学年の部、10位の『リヒト!』は小学校高学年の部の課題図書だ。

 今年で第72回となる青少年読書感想文全国コンクールでは、課題図書の感想文だけでなく、応募者が自由に選んだ書籍について書く「自由読書」も認められている。

 KADOKAWAの文芸WEBマガジン「カドブン」は2023年に、自社の本の中から読書感想文におすすめの本を11冊選んでいる。一例をあげると、辻村深月さんの『この夏の星を見る』。コロナ禍で活動が制限されるなか、中高生たちがリモートで全国の仲間とつながり、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」に挑む青春群像劇だ。2024年には映画化もされた感動作である。

 もう一作は、佐藤雫さんの『白蕾記』。日本の天然痘治療に貢献した医師で蘭学者の緒方洪庵と、その妻・八重の物語だ。洪庵は自身が開いた私塾「適塾」で学ぶ大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉らとともに、予防接種を日本に広めようと奮闘する。しかし、牛痘種痘という馴染みのない予防法は、人々から不審の目を向けられてしまう。それでも洪庵は、八重の献身と愛に支えられ、使命感をもって険しい道を進んでいく。日本の近代医学の礎を築いた人々の気高い志と情熱を描き出した歴史小説だ。

 そのほかにも、日向理恵子さんの冒険ファンタジー小説『ネバーブルーの伝説』、新名智さんの青春ホラー『きみはサイコロを振らない』、深緑野分さんによる奇想天外な物語を集めた短編集『空想の海』が推薦されている。課題図書にピンとこないときは、ここから探してみてはいかがだろう。

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1位 『つかめ!理科ダマン 12 最強ロボット決戦!編』シン・テフン[作] ナ・スンフン[まんが] 呉華順[訳](マガジンハウス)

■注目のシリーズ第12巻は、ロボット世界大会の決戦編!■恐竜ロボット大会の勝者を決める決戦がいよいよ始まる!シンとグゥのチームが戦うライバルチームに、弱点はあるのか!?優勝を目指すシンたちといっしょにプログラミングやA I、恐竜にまつわる19の疑問が楽しく学べます。(マガジンハウスウェブサイトより)

2位 『まだまだここから』宇佐美牧子[作]酒井以[絵](ポプラ社)

しっぱいしたら、ぜ~んぶ「むだ」……なんかじゃない!「がんばること」の意味を見つけていく、少年たちの気づきの物語。(ポプラ社ウェブサイトより)

3位 『君の火がゆらめいている』落合由佳[作] jyari[絵](講談社)

小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実にも、両親にも笑っていてほしい気持ちは確かにある。けれど、友達と遊びたい日も、ひとりでいたい時も、お母さんと一緒にいたい時も、菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。そんな中、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」に参加することになった葉澄は、同世代の恵太と出会う。からりとした性格の恵太と仲良くなる葉澄。恵太にも障害がある弟がおり、明るい言葉の裏には、複雑な感情がにじんでいた。葉澄は「きょうだい会」での交流や、かつて仲違いした友達とのやり取りを通じて、自分の未来について考え始める。障害のあるきょうだいのために生きるのが「みんなにとって」幸せなのだろうか、それとも──?きょうだいだから愛している。愛しているから、見捨てられない。きょうだい児が抱える葛藤をまっすぐ描き切った、渾身の力作!(講談社ウェブサイトより)

4位 『ポジション!』高田由紀子[作](岩崎書店)

5位 『科学漫画サバイバルシリーズ95 猛暑のサバイバル』ポドアルチング[文] 韓賢東[絵] 川瀬宏明[監修] HANA韓国語教育研究会[訳](朝日新聞出版)

6位 『霧島くんは普通じゃない~恋のライバルはヴァンパイア!?~』麻井深雪[作] ミユキルリア[絵](集英社)

7位 『まこちゃんとコトバロボ』村上しいこ[作] たんじあきこ[絵](佼成出版社)

8位 『四つ子ぐらし(23) 大ピンチ!? ドキドキの参観日』ひのひまり[作] 佐倉おりこ[絵](KADOKAWA)

9位 『宇宙でウンチ』A.ボンドー=ストーン[作] C.ホワイト[作] L.ケンセス[絵] 千葉茂樹[訳](あすなろ書房)

10位 『リヒト!』イノウエミホコ[作](文研出版)

〈児童書ランキング 7月22日トーハン調べ ※書名・著者名・巻数などの表記はトーハン発表に基づく〉

Book Bang編集部
2026年7月25日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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