本屋大賞作家・宮島未奈 最新作『ギャルにひかれて寺マルシェ』は「ギャル僧まみたん」が活躍する大人の青春ストーリー[文芸書ベストセラー]

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 9月8日トーハンの週間ベストセラーが発表され、文芸書第1位は『永遠の記憶』が獲得した。第2位は『ギャルにひかれて寺マルシェ』、第3位は『鳥物語』となった。

 2位に初登場の『ギャルにひかれて寺マルシェ』は、宮島未奈さんの最新作。宮島さんは、2024年本屋大賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)にはじまる「成瀬あかりシリーズ」が累計250万部を突破した人気作家。同シリーズは2025年12月に刊行された3作目『成瀬は都を駆け抜ける』(新潮社)で完結しており、本作は完全新作だ。

 物語の主人公は、亡くなった父の酒屋を継いだものの、商売への向上心もなくなんとなく日々を送る30歳の英介。そこへ腐れ縁の悪友・光司が地元に帰ってくる。幼い頃に近所の陵泉寺に埋めたという高価なポケモンカードを掘り起こそうと誘われ、偵察のために寺で開かれる〈寺マルシェ〉を訪れた二人が目にしたのは、ギャルメイクで法話を行う尼僧・真実子だった。彼女は陵泉寺の副住職で、かつての優等生だった元同級生。呆気にとられる英介をよそに、光司は真実子を〈ギャル僧〉として売り出し、金儲けすることを思いつく。大人になりきれない30歳たちが、少しずつ前を向いて歩き出す青春ストーリーとなっている。

 発売前から期待は高く、KADOKAWAの特設サイトには書店員からの感想が多数寄せられている。《またまたサイコーの女の子(と同級生)をこの世に生み出してくれました》《「成瀬」ロスでぽっかり空いた心の穴に、ギャル僧まみたんが見事にハマりました!》と、成瀬あかりに並び立つヒロインの魅力を語るコメントが並ぶ一方、《ただポジティブなだけじゃない、等身大の弱さや迷いを抱えたギャル僧まみたんにメロメロです》など、大人にとってもリアルで共感できる物語であることを示す声も上がっている。

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1位『永遠の記憶』東野圭吾[著](文藝春秋)

ガリレオシリーズ、待望の最新長編!内海薫が刺された。犯人は70歳ほどの老人。飛び降り自殺を図るも失敗し、取り調べには黙秘を貫く。やがて内海に恨みを抱く若い娘が捜査線上に浮かぶが、老人との関係は不明。それどころか、内海への本当の復讐はこれからだった。彼女が迫った「究極の選択」とは一体――。一方、湯川と草薙は、老人の“ある持ち物”を手掛かりに、「忘れてはいけない謎」の扉を開く。シリーズ最新、最高峰の謎がいま明かされる。(文藝春秋ウェブサイトより)

2位『ギャルにひかれて寺マルシェ』宮島未奈[著](KADOKAWA)

個性全開の幼なじみたちが繰り広げる、予測不能の痛快エンタメ!亡くなった父親の酒屋を継いだ30歳の英介は、商売への向上心もなく、なんとなく毎日を送っている。そこに現れたのは、久しぶりに地元に帰ってきた、腐れ縁の悪友・光司。光司に誘われ英介は、子どものころに近所の陵泉寺に埋めたという高価なポケモンカードを掘り起こすことに。偵察のため、陵泉寺で開かれている〈寺マルシェ〉を訪れると、ギャルメイクで法話を行う尼僧を見つける。それは実家の陵泉寺で副住職を務める、元同級生の真実子だった。かつての優等生の面影のない姿に呆気にとられる英介の傍ら、光司は真実子を〈ギャル僧〉として売り出して金儲けすることを思いつき――!?読めばきっと元気がもらえる、大人になりきれない大人たちの青春譚!(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『鳥物語』西尾維新[著](講談社)

西尾維新がおくる青春怪異譚〈物語〉シリーズ、書き下ろし長編!(講談社ウェブサイトより抜粋)

4位『夏帆─The Tale of KAHO─』村上春樹[著](新潮社)

5位『ハヤブサ消防団 森へつづく道』池井戸潤[著](集英社)

6位『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』川代紗生[著](サンマーク出版)

7位『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ[著](日本経済新聞出版)

8位『ファイア・ドーム 上』辻村深月[著](小学館)

9位『魔法使いの夜 上』奈須きのこ[著](星海社)

10位『ファイア・ドーム 下』辻村深月[著](小学館)

〈文芸書ランキング 9月8日トーハン調べ ※書名・著者名・巻数などの表記はトーハン発表に基づく〉

Book Bang編集部
2026年9月12日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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