治安維持法と共謀罪

治安維持法と共謀罪

著者
内田 博文 [著]
出版社
岩波書店
ISBN
9784004316893

内容紹介

いま戦前回帰の企てが顕著になっている。治安維持法は市民刑法から治安刑法への転換の象徴であった。戦後、法の廃止に逆らい、治安維持法下の諸制度は「戦時の衣」を「平時の衣」に切り替え、例外から原則の制度に逆転し、拡大されることになった。共謀罪が創設され、いま大きく変容しつつある日本の刑事法を問う。

データ取得日:2023/05/31  書籍情報:openBD