鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む

鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む

著者
酒井 順子 [著]
出版社
KADOKAWA
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784041109892
発売日
2021/05/28
価格
1,650円(税込)

内容紹介

鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三

日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。
「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、
普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。
それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。
彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを
『時刻表2万キロ』で告白しています。
鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。

データ取得日:2024/04/19  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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