21世紀の民俗学

21世紀の民俗学

著者
畑中 章宏 [著]
出版社
KADOKAWA
ジャンル
社会科学/社会
ISBN
9784044002053
発売日
2017/07/28
価格
1,980円(税込)

内容紹介

自撮り棒、事故物件、宇宙葬、ホメオパシー、
アニメ聖地巡礼、無音盆踊り、河童の選挙権……?

未来のようでいて過去、あまりに古くて新しい。
インターネット、スマホ、最新テクノロジーが
神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは――?

柳田国男や宮本常一以来、
不安定で流動的な現象の中にこそ
日本人の変わらぬ本質を見出してきた民俗学が、
新時代に切り込む。

民俗学者による「WIRED.jp」異色の人気連載が
最終章「ありえなかったはずの未来」を大幅加筆してついに単行本化!

 【目次】

 序 ―― 二一世紀の「感情」

1 ザシキワラシと自撮り棒
2 宇宙葬と星名の民俗学者
3 薬師如来と「ガルパンの聖地」
4 テクノロジーの残酷
5 景観認知症
6 文殊菩薩の化身たち
7 無音盆踊りの「風流」
8 ポケモンGOのフィールドワーク
9 祭の「機能美」と戦後建築
10 複数のアメリカ国歌
11 UFO学のメランコリー
12 山伏とホメオパシー
13 お雑煮の来た道
14 すべての場所は事故物件である
15 河童に選挙権を!
16 大震災の「失せ物」

 ありえなかったはずの未来─「感情史」としての民俗学

 おわりに
 参考文献

データ取得日:2024/04/16  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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