ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

著者
乙一 [著]/佐藤 友哉 [著]/柴田 勝家 [著]/法月 綸太郎 [著]/日向 夏 [著]/渡辺 浩弐 [著]
出版社
星海社
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784065209141
発売日
2020/09/17
価格
1,485円(税込)

内容紹介

緊急事態宣言からの「ステイホーム」のかけ声とともに一瞬で変わってしまった日常を舞台に、
さらなるミステリー界の珠玉の才能たちが競演する「ステイホームの密室殺人」、待望の第2巻!

乙一「ステイホーム殺人事件」
新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中の男子高校生が刺殺体で発見された。密室殺人の謎を追いかけた末に友人たちが行き着いた、彼の死に込められたメッセージとは? 乙一のせつなさと天才が爆発する傑作。

佐藤友哉「潔癖の密室」
外界との接触をすべて断ち、引きこもった潔癖症一族の家長がリモート家族会議中に刺殺された。潔癖症の家族がなぜ人を刺殺できたのか、そして密室はいかにして作られたのか、二つの謎にリモート探偵が挑む!

柴田勝家「すていほぉ~む殺人事件」
自粛休業中で無人のメイド喫茶で、店長が死体となって発見された。密室と化した店内の謎を、メイド探偵とメイド喫茶オタクの二人が解き明かす!

法月綸太郎「題名のない朗読会(抄)」
自粛警察がはびこる「新しい日常」下、ボランティア読み聞かせ会の開催で世間から中傷を受け、沈黙していた児童作家が満を持して新たに朗読会を開催した。脅迫状が送りつけられる中、彼が読んだものとはーー!?

日向夏「迷惑な殺人者」
ステイホーム期間中、コロナ陽性者が出たマンションで起きた飛び降り事件。その死は自殺か他殺か、謎めいた動機をめぐってコロナ時代ならではの推理が迫る!

渡辺浩弐「末恐ろしい子供」
保育園休園のあおりを受け、遠隔見守りサービスを使って子育てする夫婦。ある日、監視カメラの目をくぐって息子が死んでしまう事件が起こるが、その裏には恐るべき真相が隠されていたーー!

Book Design/円と球

データ取得日:2024/04/13  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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