白井弓子初期短篇集
内容紹介
新時代の本格派・白井弓子の原点がここに。
『天顕祭』で同人誌初のメディア芸術祭・奨励賞受賞となった実力派作家・白井弓子。同人誌時代に描いてきた珠玉の短篇を一冊にまとめました。美大生・高橋の繊細な恋心を描いた連作「touch」。子育てをする母親の視点から、現実と幻想を織り交ぜていく「赤ん坊遠近法」ほか子育て小品集。口の悪い人工知能を道連れに、年老いた女が挑むもの――「記念日」。さらに、24ページの描き下ろし「成人式」を掲載。白井弓子の原点にして最新の一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
現在「月刊IKKI」で『WOMBS ウームズ』を連載中の白井弓子氏による、待望の短篇集です。これまで同人誌で発表されてきた作品を一冊にまとめました。裏のテーマは、「女の一生」。女子大生から子育てに忙殺される母親、そして死を間近に控えた老女まで。人生の様々な時に焦点を当てながら、SFありファンタジーありと白井弓子氏ならではの良質の短篇がそろっています。
データ取得日:2024/04/14
書籍情報:JPO出版情報登録センター
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