泣かないで、沙保里
負けても克つ子の育て方
内容紹介
手首のボルトを2cm削って出場した娘へ
テニスで国体出場した幸代さんは、その会場でレスリング選手だった吉田栄勝さんと出会い、子どもたちに対する「スパルタ」とも思えるレスリング教育に妻として黙ってついてきた。
沙保里をお腹に宿している最中の突然の病魔、続く出産後のがん発病・・・・。度重なる逆境を子育てのエネルギーに換えてきた彼女が、愛娘・沙保里の「負け」から立ち上がってきた年月を豊富なエピソードと共に明かす。
2014年、父でありコーチでもあった栄勝さん急逝のわずか4日後にワールドカップを控えていた沙保里がその衝撃と悲しみにうちひしがれていたとき、彼女を会場に向かわせたものは何だったのか。
娘が涙を流す度に、幸代さんが母として「したこと」「しなかったこと」は何か。そしてその理由とはーー。
「負け」「失敗」を恐れて挑戦をしなくなっている子どもたち、そしてその親たちを大きく励ます温かなメッセージに満ちた、感動のノンフィクション!
「負けても立ち上がる」心の強い子を育てるヒントも満載です。
数々のメダルの陰にあった”霊長類最強女子”吉田沙保里の本当の「闘い」と、支え続ける家族の姿に、誰もが落涙まちがいありません。
データ取得日:2024/04/14
書籍情報:JPO出版情報登録センター
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