絶望に効くブックカフェ

絶望に効くブックカフェ

著者
河合 香織 [著]
出版社
小学館
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784094064186
発売日
2017/06/06
価格
737円(税込)

内容紹介

心が救われる、最強のブックガイド

1900年前のローマ皇帝が綴った孤独から、ドストエフスキーの描いた嘘、カフカの渇望、そして村上春樹の自画像、角田光代の家族、吉田修一の恐怖まで、最近出版された本と、古典と呼ばれるものを2冊併せ読む書評エッセイ。『セックスボランティア』で鮮烈なデビューを飾り、『ウスケボーイズ――日本ワインの革命児たち』で小学館ノンフィクション大賞を受賞した著者の、人間の深部を見つめる鋭い視点で、100冊の名著の魅力が語られる。
「古代から書かれ、読まれ、受け継がれてきた本。いつもそこには同じ絶望を持った人がいる。人が生まれ、絶望し、希望を持ち、死んでいく。幾億回繰り返されてきたその営みに、私たちは支えられている。間違いなく、絶望に効く何よりの特効薬は本である。ようこそ、絶望に効くブックカフェへ」(「はじめに」より)

データ取得日:2024/04/20  書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます