川端康成初恋小説集
内容紹介
旧制一高在学時、20歳の川端が出会った運命の少女・伊藤初代。不遇の幼少期を過ごした13歳のカフェ女給に、自分と同じ孤独を見た川端はたちまち心奪われた……。恋の歓喜と思わぬ結末を描く「篝火」「非常」から、著者の女性観を色濃く映す「孤児の感情」「再会」まで、初恋をテーマとした〈ちよもの〉を集成。「伊豆の踊子」の原点となり、文豪を生涯魅了した永遠の少女像が甦る。
データ取得日:2024/04/16
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