城をひとつ
戦国北条奇略伝
内容紹介
城をひとつ、お取りすればよろしいか──。小田原城に現れた男は不敵にも言い放った。ある時は馬商人、ある時は旅の僧に姿をやつし、敵中深く潜入する。人の心を操るという兵法書『孟徳新書』の「入込」の術で、相手を分断。機を見て一気に城を奪取する。曰く「敵を攻めるのではない。敵の心を攻めるのだ」。江戸城攻略をはじめ、北条五代を支えた謎の軍師一族を名手が初めて描き出す傑作。
データ取得日:2024/04/18
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます