夜間飛行
内容紹介
飛行家・サン=テグジュペリ。『星の王子さま』の著者の、もうひとつの世界観。
堀口大學訳の名文で。
第二次大戦末期、ナチス戦闘機に撃墜され、地中海上空に散った天才サン=テグジュペリ。彼の代表作である「夜間飛行」は、郵便飛行業がまだ危険視されていた草創期に、事業の死活を賭けた夜間飛行に従事する人々の、人間の尊厳を確証する高邁な勇気にみちた行動を描く。実録的価値と文学性を合わせもつ名作としてジッドの推賞する作品である。他に処女作「南方郵便機」を併録。
データ取得日:2024/03/25 書籍情報:openBD