エンディング・パラダイス
内容紹介
八十八歳の老人が挑む人生終幕の旅――「昭和と戦争の三部作」最後の長編小説。亡き父の遺言を果たすため南太平洋の島に遺骨収集の旅に出た昭平。辿りついた地は村の人々が原始的な生活をして平和に暮らす桃源郷だった。彼は村で暮らす決心をする。だが迫り来る大国企業の天然ガス採掘の足音に脅かされる原住民たち。昭平は共に村を守り闘う決意を固める。渾身の力で未来を切り拓いていく老人の成長物語。
データ取得日:2024/04/19
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