色という奇跡
母・ふくみから受け継いだもの
内容紹介
草木から染めて機で織る――それは言葉では表せぬ色の神秘を紡ぎ出す営み。京都・嵯峨野にある都機工房。そこには女性ばかり十人ほどの弟子が集い明けきらぬ朝から冷たい水に布を浸し寒風に糸を晒す。主宰するのは祖母から女手三代にわたり伝統の技を継ぐ著者。藍建て、襲色目、生絹、高野の霊木……真の美とは何か、そもそも色とは何なのかを問い続ける日々。染色の現場や試作品などカラー写真多数。
データ取得日:2024/04/21
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