アンデス古代の探求

日本人研究者が行く最前線

アンデス古代の探求

著者
大貫 良夫 [著]
出版社
中央公論新社
ジャンル
歴史・地理/外国歴史
ISBN
9784120050824
発売日
2018/05/21
価格
1,980円(税込)

内容紹介

ペルー北部山地、標高2300mの山上に今から3000年ほど前の大石造神殿の遺跡がある。その名はクントゥル・ワシ。アンデスに覇を唱えたインカ帝国の言葉では「コンドルの館」という意味である。ここでは1988年から2003年までの間、大規模な発掘調査と修復保存の作業が行われた。中心となって従事したのは編者・大貫良夫(現在、東大名誉教授)が率いる日本の若手研究者たちである。 調査終了から10年余りを経た今日、クントゥル・ワシでの経験と知見を踏まえた若い研究者たちは、独自の研究を深め、ペルーの各地で発掘を重ね、新発見を通して古代アンデス文明研究の最前線を切り開いている。その成果はいまや世界最高の地位に達していると言える。 その研究の成果、アンデス考古学ひいては人類史研究への貢献を、編者をはじめ8名の研究者たちに語ってもらう。聞き手は読売新聞文化部記者の清岡央。

データ取得日:2024/04/19  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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