勘三郎の死
劇場群像と舞台回想
内容紹介
何と言ってもいい役者だった
面白い、愉しい役者だった
ある時代の、人の世の花だった――
戦後歌舞伎史のなかでの39年の交友を綴った珠玉のエッセイ
目次より
Ⅰ 十八代目勘三郎
勘三郎の死/まぼろしの還暦の『助六』/一期一会にあらず/ナミノは二人/汝は旅人
Ⅱ 劇場群像――追悼・追憶賦
七世中村芝翫/四世中村雀右衛門/河竹登志夫/草森紳一/永山武臣/三島由紀夫/六代目歌右衛門
Ⅲ 舞台回想
風、楼に満つ〟時代/歌舞伎座が意味するもの/戦後歌舞伎の円朝物と円朝劇/『切られお富』の記憶/道行と五・六段目の記憶
Ⅳ 書架散見
Ⅴ 倫敦戯場漫歩
データ取得日:2024/04/20
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