宗教の本性
誰が「私」を救うのか
内容紹介
死にゆく自分を支えるのは―― 神か、仏か、私自身か?
NHK「100分de名著」の指南役としてもお馴染み、科学にも通じる仏教研究の第一人者による、究極の宗教論が登場!
「原始仏教」を題材にした『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』、「宗派の教え」に着目した『大乗仏教――ブッダの教えはどこへ向かうのか』につづき、本書では、自分や家族の生き方の規範であり、死に際の救いとなる「宗教の本質」を取り上げる。
仏教はもちろん、一神教、多神教、二元論宗教、そしてイデオロギーまで、それぞれの宗教の種類と成り立ち、向き合い方までを立体的に見ながら、「なぜ人間は宗教なしで生きられないのか」を解き明かす。
プロローグ 宗教とは何か
第一講 多神教からはじまった
第二講 一神教、二元論、そして仏教
第三講 イデオロギーという名の宗教
第四講 「私」が宗教と向き合うとき
第五講 自分で自分を救う教え
第六講 宗教の智慧を磨く
データ取得日:2024/04/12
書籍情報:JPO出版情報登録センター
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